一面に広がっていて、胞子葉があるので写真を撮りました。マメシダと思っていたのですが、マメヅタの方が正式名のようです。植物図鑑、シダの図鑑には、マメヅタとなっていました。ネットには、次のような解説があります。上手に表現されているなと、思います。栄養葉と胞子葉という表現があることを知りました。

 

「マメヅタ (Lemmaphyllum microphyllum Presl) は、ウラボシ科に属するシダ植物。樹木や岩に茎をはわせる着生植物である。独特の丸い葉をつける。山間部ではごく普通に見られる。マメシダ、マメゴケ、イワマメ、マメヅル、イシマメなどの異名を持つ。茎は細くて長くはい回り、まばらに葉をつける。葉は栄養葉と胞子葉の二型がある。栄養葉は着生生活に適応して水分を多く蓄えており、肉厚で丸い。長さは1-2cm。葉柄は数mmで細い。胞子葉は長さ6cm程のへら型で、栄養葉よりはるかに細くてより長い。やや表側に反り返る傾向がある。栄養葉より高く立ち上がっており、ちょうど、ヘビが鎌首をもたげたような姿である。裏面の主脈の左右の先端側に胞子のう群が一面につく。縦二本の茶色の線を引いたように見える。」

 

マメシダ(20200301  槇尾山施福寺参道)

 

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