JR阪和線南田辺駅の東側に、法楽寺という大きなお寺があります。昔、そのすぐ横を、難波大道が通っていたと言われています。その境内に、遠くから見ると紫色の花が咲いているのが見えたので近づいてみるとアヤメでした。今頃なぜ?と、思いました。家に帰ってから調べると、カンザキアヤメだと分かりました。ネットで調べると、次のような解説がありました。

「カンザキアヤメの分布域は、ギリシャ、トルコ、シリア西部、チュニジアなど、地中海東部の沿岸域にあり、岩場や丘陵、森林の開けた場所などに自生しています。常緑性の多年草で、「カンザキアヤメ」の名の通り、冬の寒い時期に花を咲かせる珍しいアヤメです。カンザキアヤメの花期は1月~3月。花期になると、葉の間から花茎を伸ばし、頂部に淡い紫から青色をした花径7~10㎝程度の花を咲かせます。花は外側の3枚の花弁(外花被片)と内側で直立した3枚の花弁(内花被片)があり、外花被片には基部の中央に黄色い斑が入り、繊細な網目状の模様があります。」

 

カンザキアヤメ(20200302  南田辺駅近く法楽寺)

 

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