ビワの木に花が咲いていました。今頃咲いて、どのように受粉するんだろうと思うのですが、このようなとても寒い時期に花を付けます。
ネットで調べると「日本においては梅雨のころに実がなるため、「枇杷」及び「枇杷の実」は仲夏(芒種〔6月6日頃〕から小暑の前日〔7月6日頃〕まで)の季語とされている。また冬には、枝先にやや黄色味を帯びた白い五弁の小花を咲かせる。目立たない花ではあるけれどもかぐわしい香りを持ち、「枇杷の花」や「花枇杷」あるいは「枇杷咲く」などは初冬(はつふゆ:立冬〔11月8日ごろ〕から大雪の前日12月7日ごろ〕まで)の季語となっている。」と、書かれているのを見つけました。
また、「花期は11〜2月、香りのよい白い5弁の花を群がりつける。葯には毛が密に生えている。自家受粉が可能で、初夏に球形から卵形をした黄橙色の実をつける。果実は花托が肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われている。果実の中には大きな赤褐色の種子が数個ある。」とも、書かれていて、自家受粉をするようです。虫の力を借りなくてもよいのかもしれません。
ビワの花(20200111 大阪市内)