ずいぶん虫たちの姿も減ってきました。野草は、真夏の頃よりは、ずいぶん元気に花を咲かせています。山では紅葉が始まりました。

昨日は、木枯らし一号が吹いたと、発表されました。いよいよ冬が近づいてきています。

 

 

 大阪管区気象台は、11月4日、「近畿地方で木枯らし1号」が吹いたと発表しました。昨年(11月22日)より18日早い木枯らし1号になりました。木枯らし1号が吹きましたという発表する条件は、東京と大阪では少し違うようです。


<東京においての木枯らしの条件>
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西~北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力(風速8m/s)以上である。

<大阪においての木枯らしの条件>
1 期間 霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)まで。
2 気圧配置 西高東低の冬型の気圧配置。
3 風向・風速 北よりの風が吹き、最大風速8m/s以上。

 以上の条件を満たした風を「木枯らし」と認定する。そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。「木枯らし二号」や「木枯らし三号」もあり得るが、発表は行われない。なお「木枯らし一号」は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない。

 

 木枯らしにも、定義がいろいろあって、「へえーそうなんだ」と、初めて知りました。

 

富士山