春にはスカンポとして、よく見かける芽生えですが、秋になって花を付けていました。
イタドリ(20190924 野洲川近く)
ネットで調べると、次のように書かれていました。
「本州から奄美大島までの広い範囲に分布するタデ科の多年草。主に日当たりの良い土手に群生する。薬用、食用として広く親しまれ、スカンポ、サジッポなど方言名も多い。イタドリという名前は、若葉をもんで患部に当てると傷の痛みが治まる(=痛取り)という民間療法に由来する(諸説あり)雌雄異株で夏に花を咲かせる。花びらのように見える白い部分は花びらではなく「萼(がく)」。花の後にできる実の大きさは1センチ前後。葉は卵形っぽい楕円形で先端が尖り、くっきりとした葉脈があるのが特徴。戦時中は煙草の代用にこれを用いた。若葉は柄を取り除いて天婦羅に、生の葉汁は虫刺され薬に使うことができる。若い茎は甘酢漬け、塩漬け、酢味噌和え、ゴマ和えなどにして食用とする。蓚酸を含むので多食はしない方がよい。茎は竹のようだが根も竹のように硬く地下を這う。春先に出るタケノコのような新芽はやや酸っぱいが、皮を剥いで塩をつければ食べられる。根も薬用になり漢方では虎杖根と呼ぶ。蕁麻疹、便秘に効果があるとされる。」