こぎつね研究所には、ウマノスズクサの花が咲いています。ジャコウアゲハが卵を産みに来るかなと準備しているのですが、なかなか都会の真ん中では難しいようです。花が咲きました。食虫植物のような形ですが、ハエに花粉を運んでもらう形になっているということです。
ネットで調べると、「葉は緑色で薄く、古代の銅剣とトランプのスペードのマークの中間のような形をしている。葉腋から伸びる柄の先につく花はラッパ状に細長く、やや曲がっており、先端は平らに開いて一端が尖るという奇妙なものである。基部がやや膨らんでおり、雄蘂と雌蘂はここに収まる。花期は7 - 9月で、雌性先熟のため、花の香りでショウジョウバエのような小型のハエを呼び、花の奥にある球形の部分に閉じ込め(途中の花筒に逆毛があるため外に出られない)、雄花になって逆毛が萎縮すると、脱出したハエに花粉が付いて、次にウマノスズクサの花に入ったときに受粉する仕組みになっている。なお、花弁に見えるのは、実際には萼である。ジャコウアゲハやホソオチョウなどの幼虫の食草になる。」 と、ありました。
ウマノスズクサの花(20190708 こぎつね研究所)