オオイタビは、前に中之島の近くで見たことがあります。今回は一心寺近くで見ました。

ネットで調べると

▼「オオイタビ(Ficus pumila)はクワ科イチジク属の常緑つる性木本。東アジア南部に分布し、日本では関東南部以西、特に海岸近くの暖地に自生し、栽培もされる。茎から出る気根で固着しながら木や岩に這い登る。雌雄異株。葉は互生し、全縁で卵形、葉先は尖らず、一般に長さ4-10cmでイタビカズラ(葉先は尖る)よりも大きくなるが、幼木では1cm前後と小さく、イタビカズラやヒメイタビ(枝葉に褐色の毛がある)と区別しにくい。台湾に生育する変種のアイギョクシ(Ficus pumila var. awkeotsang)は果実を食用に用いる。イチジク属の他種と同様、花は壷状の隠頭花序の中に咲き、イチジクコバチ類によって授粉され、またその寄生により雄花序が果実様にふくれる。雌花序が受粉すると内部に多数の果実が形成され径5cmほどになり、熟すと花序の壁が破れて外に出、これは食用可能(アイギョクシ<愛玉子>ではこれからペクチンを抽出して食用にする)。」

とありました。

イチジクのように、壺状の花の花にイチジクコバチが入り込んで受粉するらしいのです。なかなか覚えにくい植物名ですが、実は特殊な形をしているので、映像としての印象は残っています。

 

オオイタビ(20190501  一心寺近く)

 

ハチ