アラカシは、常緑の広葉樹で、常につやつやとした葉をつけています。花は、虫や鳥を集めるような華やかなものではなく、雄花がぶらぶらしていて、雌花まで風で花粉を運ぶようです。風媒花です。ネットで調べて見ました。

 

▼雌雄同株。新枝の下部から長さ5〜10cmの雄花序が垂れ下がる。花序の軸に淡褐色の軟毛が密生する。雄花は苞の脇に2〜3個つく。苞は褐色で長さ3〜4mmの卵形、軟毛が密生する。花被は直径3mmほどで、4〜6裂する。雄しべは4〜6個。雌花序は新枝の上部の葉のわきに直立し、雌花が3〜5個つく。花柱はふつう3個。先端はさじ形でそり返る。苞は卵形で長さ0.7mm。果実は堅果。長さ1.5〜2cmの卵球形で、その年の秋に成熟する。堅果の下部は鱗片が合着した同心円状の環が6〜7個並んだ殻斗に包まれる。花期は4〜5月。

 

この記述には、風媒花とは書かれていないので、他のホームページを調べると、福岡教育大学の植物形態学のページに、アラカシが風媒花と分類されていました。

 

アラカシの雄花(20190408  大阪府立大学)

 

カエル