木津川には、小学校の遠足でも、何回か行ったことがあります。石の種類がとても多いので、石好きのきつねTは、とても嬉しくなってしまいます。年長こぎつねが、先週にひき続き、石を持ってきて見せてくれました。今回は、ホルンフェルスがありました。

 木津川で見られるホルンフェルスは、泥岩(堆積岩)がマグマの熱で変化して、泥岩中に、菫青石(きんせいせき)や紅柱石(こうちゅうせき)ができている岩石です。笠置山地の地下に、かつてマグマが入り込んできて、その時、そのマグマの熱でもともとあった泥岩がホルンフェルスになったと言われています。

 ホルンフェルスの隣の結晶片岩は、高い圧力と熱によって変成した変成岩です。高い圧力によって鉱物が並んでいると考えられています。結晶片岩は、紀の川の川原でもよく見られます。紀の川沿いには大きい断層があり、その断層が動く時に高い圧力と熱が発生して、結晶片岩ができます。

 

ホルンフェルス  結晶片岩

凝灰岩  セキエイ?  砂岩

(20190221  こぎつね)

 

ダイヤモンド