オオカマキリが死んでしまったので、標本にしたいと言います。「針をさせばいいの」と年長こぎつねが聞きます。

30年も前の事になるのですが、堺市で先生をしている時、自分の住む校区で見られる昆虫調べを、学年の子ども達みんなでしたことがあります。100人以上の子どもが動いて昆虫採集をするので、本当にたくさんの昆虫が見つかりました。さらに、臨海合宿に行った和歌山県日高町でも昆虫採集をして、堺市の校区と、日高町の昆虫の比較をしました。学年研究として、堺市子ども理科展で発表しました。その時、カマキリやバッタ、トンボの標本は難しいことが分かりました。お腹の部分が腐ってきて、すぐにボロボロになってしまいます。甲虫類は、体が硬いので、そのまま、針を刺して乾燥させるだけで標本になるのですが、バッタの仲間は、難しいなあと、その時感じました。テントウムシのきれいな模様も、黒くなってきて、その美しさが保存されませんでした。プロの方に、しっかり学ばないといけません。

年長さんの虫博士こぎつねなので、また、博物館や昆虫館に行って、標本作りを本格的に学んでくださいね。

 

オオカマキリ(20180927 こぎつね)

 

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