奥飛騨の平湯温泉からすぐ近くの、福地化石館に行きました。化石の発掘者の山腰悟さんは、1960年代から福地の化石を集められ、1970年代には、「飛騨自然館」を開設して観光や教育、そして化石の保存に尽力されました。山腰さんの集められた化石のうち、特に重要なものは岐阜県の文化財として指定されました。1999年に山腰さんが逝去された後、文化財指定された標本は上宝村に寄贈され、ここに保管されているということです。
「飛騨自然館」にはかつて行ったことがあるのですが、今回の「化石館」は、保管場所のような感じがしました。しかし、ゆっくりと福地の化石について学ぶことができました。早く、教育的な展示がされるといいなあと思いました。不正続きの文部科学省ですが、こんな所にお金をかけてほしいなと思います。
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