堺市の科学教育研究所で研究員をしている時、この、みさき公園駅近くの海岸は、地層の観察コースにしていました。40年前の理科教科書では、5年生で子ども達は地層の学習をしていたので、多くの先生方に地層観察の現地講習会をしていた所です。和泉層群という、中生代白亜紀の地層が見られ、いろいろな堆積構造(断層、砂泥互層、級化構造、底痕、スランプ構造など)の観察もできました。古代アマモの化石も見られました。今は安全確保のために、崖は金網で覆われていて、殆ど地層が見られなくなってしまっていました。

 

和泉層群の地層

砂の層

海岸で見られる 玉ねぎ状風化の様子

 

海岸に降りると砂泥互層の様子が分かる

 

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