幼稚園の子どもの輝き

 

幼稚園の子ども達は、輝く珠のような存在です。身の回りのいろいろなことを、どんどん吸収しながら、毎日、大きく成長しています。いい環境でその珠を大きくしてあげたいものです。

毎日、登園の途中で拾ったものを見せてくれる子どもがいます。また、家であったことを懸命に話してくれる子どもがいます。朝から、私のお腹に頭から飛び込んでくる子どももいます。二人が同時に話して、それに三人目も加わって、我勝ちに話してくれる時もあります。そんな時は、どの子の顔も均等に見ながら、ふんふんと頷いているだけなのですが、一生懸命なところがとても微笑ましく、かわいいです。家で見つけたものを見せてくれたり、わざわざ持ってきて、紹介してくれたりします。写真を撮るということで、記録に残してあげると、子どもはそれでとりあえず満足をします。少しお話をします。「これは何?」という聞き方が一番良いように感じています。その背景にあることを得意に話してくれる場合もあり、また、分からないからきつね先生にみてもらうという場合もあります。持ってくる前に、「きつね先生、なんていうかな」などと、家で話をしていることが予想されます。それを裏切らない対応をしなければなりません。「へえーそうなんだ」「すごいね」と、驚きの対応をしてあげるのが一番喜びを表現します。一緒に、季節の変化を体験していく幸せがあります。写真は、ブログにコメントをそえて掲載していくと、帰ってから、家で見てくれているようです。その時も、何か話をしているのでしょう。「きつね先生、僕のいうこと分かっていない」とか、言っている場合もあるかもしれません。「ちゃんと、教えてあげないといけないね」と、育ってくれるとよいのでしょう。

子ども同士でとても高度な話をしている時があります。先生には、園児として可愛く微笑みながら対応している子ども達ですが、子ども同士では、意外に真顔で論理的な話をしていて、驚かされることがあります。子どもって、こうやって生きているんだなと感じる瞬間です。

 
 
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