少し前、6歳児10人ほどを集めて撮影した、子ども世界の集団生活の様子の記録ビデオを、テレビで見ました。子どもの発達研究として、撮影されていたものです。今、幼稚園の子ども達の遊びの様子を日々見ているので、「そうそう」と思いながら、見ました。
その中で、研究者が個別に「おたずね」を子どもにする場面もありました。これはいいなあと思いました。私も、やってみたくなりました。
「お月様は、どうして毎日形が変わっていくと思う?」 「月と太陽、お空を飛んで行くとしたら、どちらが遠いでしょう?」「なぜ、お空は青いのでしょう?」などなど、子どもの考えを引き出す、突拍子もないおたずねを、大人から仕掛けてみると、子どもの思考力を育てる事になるかもしれないと考えました。また、それをきっかけとして、子どもから、お月様に関するおたずねをしてもらうことも、いいかもしれません。
答えを教えることは重要ではなく、子どもの考えを引き出し、一緒にいろいろ考えてみることが面白そうですね。いい「おたずね」を、大人は持ちたいです。
下弦の月
(*^▽^*)