上町台地は、大阪市内の中央にあり、背骨のような細長い高まりです。台地なので、その下側と上側の間に、10〜20mほどの段差があります。台地の先端には、難波の宮、大阪城が建てられています。上手にその高まりを生かした場所に造られています。江戸城も、同じような台地の上に建っていました。
台地の下側は、海抜が0〜数メートルの低地で、昔は、この台地のすぐ下まで海だった時があり、台地の崖を波が削っていました。
また、この台地と低地ができた原因は、その境界線のところに断層があって、台地側が上がっているからなのです。上町断層が動くと、神戸のような、直下型の地震になるので、大きな災害になると考えられています。
清水寺の舞台から北側の台地と低地
斜面には、木が生えている
清水寺の舞台から南側の台地と低地
通天閣は低地に当たるところにある
台地と低地をつなぐ坂(清水坂)
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