3歳こぎつね
「駅のところで見つけたの」 「きれいな羽だね」
「どんな鳥の羽なの?」 「鳥に詳しい先生にしらべてもらおうね」
「写真を撮って」 「ああ、忘れてた。すぐにカメラを持ってきて撮りましょう。」
鳥の羽図鑑を見ながら、茶色の部分があるので、キジバトかなあ、
でも、ふわふわの毛があるので、水鳥かなあなど、話をしながら、考えました。
まだ、鳥の種類はわかっていません。
博物館などの専門家の先生に写真を送って調べてもらうと、
駅で拾ったこと、羽が不自然に切れていること、
茶色の色も染めたような感じがすることから、
ブローチなどの装飾用の羽が落ちたものという見解です。
この辺りの野鳥のものではない、かなということです。
プロはすごいですね。
今、奥本大三郎著「本を枕に」というエッセイを読んでいます。昭和60年の古本です。
奥本さんは昆虫学者で、奥本さんの周りに集まる、昆虫学者や博物学者のことが書かれています。なんでも整理して集める、愛すべき人たちが登場します。
鳥の羽も、上手に整理して、保存してくださいね。
o(^▽^)o
