東京散歩

 

 東京駅から、隅田川沿いにある芭蕉記念館(江東区)へ歩きました。ここは、三重県伊賀国生まれの芭蕉が、江戸で住んでいたところです。江戸の大火で、芭蕉の家も何度か焼けてしまったようです。

奥の細道へ、芭蕉が船で旅立つのは、この記念館よりもう少し川下の採荼庵(さいとあん)からです。隅田川を船でのぼり、千住大橋付近で船を下りて、最初の句を読みました。

 

  「行く春や 鳥啼(なき)魚の目は泪」

 

 芭蕉のような歩き旅、してみたいです。現在は、コンビニもあり、昔のような、蚤虱に悩まされることはないので、ずっと楽にいけるはずですが、2400キロ、五か月の長旅です。芭蕉はとても健脚ですね。

芭蕉は、「野ざらし紀行」の旅(1684、41歳)、「鹿島紀行」の旅(1687、44歳)「笈の小文」の旅(1687、44歳)「更科紀行」の旅(1688、45歳)、「奥の細道」の旅(1689、46歳)に、何度も旅に出ています。日本の各地を、歩いて旅をしています。当時の人たちは、みんな歩いていたのですね。

 

芭蕉記念館

 

近くの駅にある、いろいろな芭蕉の絵

 

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