きつねTの堺の家から天王寺までは、10です。歩いて2時間かかります。いつものウォーキングコースです。帰りは地下鉄の定期券を持っているので、電車に乗ります。さらに難波まで行くと13、大阪城まで行くと15です。トレーニングにはこの辺りを目標に歩きます。町の中を歩く、トイレ、水の補給場所、ビルの日陰が多く、川沿いの道より安心ですまた、北を目指して歩くと、太陽の光が顔にあたりません。なぜトレーニングをしているかと聞かれると、将来、ロングトレイルを歩いてみたいからと答えます。一番安上がりの、健康法でもあると思います。私がしている唯一の運動です。 

鶴橋から近鉄奈良駅まで、生駒山の暗峠を越えたことがあります。朝10時に歩き始めて、行基さん前に到着したのが4時30分ごろでした。急な山越えが途中にあり疲れました。でも、このことで、平城京に都があったころの人も、浪速まで一日で歩いていたことがわかりました。

他にも中山道、京街道、西国街道、竹内街道、長尾街道、山の辺の道、伊勢街道、葛城古道、高野街道、京都一周トレイル、須磨から六甲山、生駒山から信貴山、ダイヤモンドトレイルなども歩きます。大阪市内は縦横に歩いていて、大阪・奈良間の近鉄電車沿いも何度も歩いています。

歩くと、体の調子が良くなります。姿勢がスッとなります。月に二度歩けるといいのですが、最近は、なかなかそのような時間が取れません。

かつて、高学年集会で子ども達に歩く時の準備について話をしたことがあります。冬はどのように歩いても大丈夫ですが、夏は、水の補給の仕方、服装に技術が必要です。真夏は、のどが渇く前に水を飲むのが大切で、10㎞歩くのに、500mlのペットボトル2本必要です。服装は、綿のものはだめで、ポリエステルの繊維のものがいいです。水をリュックの袋に入れて、給水チューブで水が飲めるものもあります。かつて、アリゾナの砂漠地帯を走っているアメリカの若者が使っているのを見て、格好いいなあと思いましたが、日本で使うのは少し恥ずかしいです。

東京へ行っても歩きます。出張で行って、あと一日連泊をして、東京中を歩きます。銀座・築地・月島コース、上野・両国・六本木コース、皇居一周、品川・目黒・明治神宮コースなどきました。国立博物館、国立科学博物館、科学未来館、科学技術館、樋口一葉記念館、牧野富太郎記念庭園、東京農大植物園、国立博物館附属自然教育園、目黒寄生虫博物館、明治神宮外苑、東大本郷博物館、東大小石川博物館、江戸東京博物館、小石川後楽園、浮世絵大田記念美術館、ワタリウム美術館、松岡美術館、森美術館、東京国立近代美術館、国立西洋美術館、八王子駅~高尾山登山などへ行きました。

東京、コーヒー店やコンビニが多くあり、また、地下鉄網目状にあるので、とても歩くのに適した街です。途中で雨が降ってきても、殆ど慌てることなく予定変更ができます。食事も給水もどこでもいつでもできます。

金沢の町は、金沢大学へ行った、一日歩き回りました。名古屋は、真夏に行ったので、あまりに暑くて多くは歩けませんでした。京都は、何度街中山沿いを歩いています。これから、地方のいろいろな町を歩けたらいいなあと思っています。今、太宰治「津軽」を読んでいます。津軽半島も歩いてみたいところです。さらに、ジオパークが日本で7か所あります。洞爺湖有珠山、糸魚川、山陰海岸、隠岐、島原半島、阿蘇、室戸です。これらも、車で行ってユックリ歩きたいです。

秋になります。歩くのに最適な季節です。まずは、ロングウォークを計画しています。近鉄奈良駅~京都駅(37㎞)、守口~京都駅(35㎞)、家~岬公園(43㎞)などの道を地図で調べました。

皆さんも歩いてみませんか。奈良にはたくさんの街道があります。古代の道もあります。いろいろ探して、服装、地図、方位磁針、水筒、リュック、携帯電話、タオル、帽子、ウォーキング用靴、メモ帳、博物館ガイドなどを整えて、いつでも出かけられるように準備をしましょう。