ホウセンカの花

ホウセンカの花の観察をしました。
花の付き方、背の高さ、葉の付き方、花の数
いろいろ予想をしてから、観察を進めました。

 

ホウセンカの花を分解すると
5枚の花びらに分かれます。
左右に大小2枚ずつ、中央に1枚です。
八重咲きの種類のものも多く、
花びらが5枚以上重なっているものもあります。

また、ホウセンカの花には、
きょ(距)という、ガクが変化して出来たと思われる
とがったものがついています。
ツリフネソウ科の植物の特徴です。
きょには、蜜が入っていて、
ハチが深く入り込んで蜜を吸うとき、
受粉しやすくする仕組になっています。

 

中央の花びらの下には、
受粉して実になるところ(めしべの下の部分)が見られます。
そこが大きく膨らんでくると下の写真のような実になります。

 

これらの実は、まだ熟していませんが、
これから、熟してくると実がパチンとはじけて
黒い種が四方に飛ばされます。

こぎつね達の独自学習へのヒント
①花を分解してつくりの観察
②実の熟していく様子
③実の中の種の数や様子
④種が飛ばされる仕組みと、
 どれくらい飛ばされるか測定

      (*^▽^*)