子どもは怒られるとやる気を失います。
子どもは叱られると頑張ろうと思います。
今日は多くの親御さんがあいまいな理解をしている
「怒る」と「叱る」の違いを説明していきたいと思います。
この違いは、雑誌やネットニュースなどでもよく目にしますが
実際にコントラとしてお宅に伺った際に確認してみると
「親御さんが出来ていないものランキング」第1位です。
なぜ、世の中の親御さんは
この2つを区別して使えないのでしょうか?
その答えはとても簡単なことです。
それは親御さん自身も「怒る」と「叱る」の定義が
あいまいな状況で育ってきたことが原因です。
現在では、体罰は家庭でも学校でも大きな問題になりますが
世の中がそのように変わったのはつい最近の話です。
欧米では早い段階から問題視されていた体罰。
日本人の家庭が海外で頭を叩くだけでも
体罰だとして通報されケースもあったそうです。
しかし、日本では体罰が「しつけ」だと見なされていました。
つまり、恐怖で子どもを従わせることが正当化されていたのです。
かくゆう、私も親から恐怖で服従させられていた経験があります。
この恐怖によって従わせる方法を取ってしまうと、
子どもが弱いうちは言うことを聞きますが
子どもが成長してくると、親への憎しみにしかなりません。
これは恐怖を感じてしまうと、
人は愛情を感じることができなくなってしまうことからです
こういった点から、
「怒る」という指導法は間違っています。
親御さんは「叱っている」つもりでも
子どもからすると「怒られている」ようにしか
感じないようでは「叱っている」ということが出来ません。
では、どうすればいいのか?
「怒る」という行動は感情から来るものですが、
「叱る」という行動は理性から来るものです。
もちろん、子どもが大好きだからこそ、
感情的になってしまうのだと思いますが、
相手は子どもです。
親として、大人な対応することで
「怒る」から「叱る」に変わってくるのです。
「~だからダメなんだ」
「いい加減にしろ」
「自分で考えろ」
といった言葉を親御さんに
言われたことがある生徒が結構多いのですが、
これらの言葉は禁句です。
全然叱れていません
この機会に覚えてもらいたいのですが
「叱る」には定義が3つあります。
・理論的な説明で批判する
・問題点を踏まえた上で、解決策を考える
・答えを投げるのではなく、一緒に出していく
この3つを果たして、初めて「叱る」といえます
「怒られる」と子どもはやる気を失いますが、
「叱られる」と子どもは自分を見つめなおします。
自分を見つめなおすと、自分がダメだったことに気づけます。
それに気づくことで、子どもは頑張ろうと思うのです。
なかなか上手くやるには時間がかかると思いますが
諦めることなく、親御さんが子どもに寄り添ってあげてください。
それが、子どもが勉強を頑張るきっかけになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
