J. D. Salinger | koghのブログ

J. D. Salinger

2010年1月27日、大好きな作家サリンジャーが91歳で亡くなっていた。。。

偶然にもここ1ヶ月位、久しぶりにサリンジャーを引っ張り出して読み返していた。おそらく、去年末の京都での出来事 や、映画かいじゅうたちのいるところなどがインスピレーションになり、また読みたくなったのだ。そして僕はこのタイミングの一致に不思議な因縁を感じる。また、僕は躁鬱傾向こそ強いが、1/26(火)あたりから例によって鬱状態に入り、2/1(月)くらいまでの1週間、なんだか何もやる気が起きずに、ほとんどずっと家で寝ていたり、少し気が向いた時にはサリンジャーをパラパラっと読んだりしていた。1/29(金)にはひどい下痢になって自宅キッチンでウンコもらしたりもした。とにかく原因不明の不安定な精神状態にあったのだ。去年12月中旬から始めたツイッターも、それまではずっと、つぶやきというよりも、わめいたり吠えまくりのツイートを投稿しまくっていたが、1/26(火)~28(木)の3日間はパッタリ沈黙した。本当に何もする気が起きなかったのだ。サリンジャーが逝ったのが1/27(水)だから、USAとの時差を考えても、僕の鬱状態のピーク時と気持ち悪いほど完全に一致している。死を迎えつつあるサリンジャーと精神が呼応していたとしか思えない。太平洋をはるか飛び越えて。ちなみに僕が彼の死を知ったのは昨日2/3(水)の事だ。


時は確か2000年位、僕が22才前後の時、荻窪の日大二高通り沿い(早稲田通りと中杉通りの交差点付近から四面道に抜けるバス通り)にあった小汚い貸しマンガ屋で、なにげなく「BANANA FISH 」というマンガを借りて読んだ。確か1冊50円だった。これが感動の大名作コミックだった。そしてそのタイトルの元ネタ、サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」という小説にも興味を持ち、すぐに買って読んだ。最初は、なんだかよくわかんねえなあという印象だったが、サリンジャーという響きのかっこよさや、サリンジャー読んでるとかっこいいっぽいかな、という薄っぺらい動機から、大しておもしろくもないと思いながらも、「ナインストーリーズ 」と「ライ麦畑でつかまえて 」の2冊を、何度か挫折とリトライを繰り返しながら読んだ。そしていつの間にか大好きになって現在に至る。何かに取り組む時、動機なんてのはなんだっていいのだ。誰だって、何をやるにも、動機なんてモテたいとかそんな程度のもんだろ?

後でわかった事だが、僕が大好きなミュージシャンであり、純粋さそのもののような存在である、ベンジーこと浅井健一さんも、どうやらサリンジャー好きらしい。そう言われてみると確かによく似た世界観で、彼の繊細で大胆で美しい歌詞にも、サリンジャーの影響がうかがえる事も多い。自分が好きな人や物や事柄のルーツは、少し掘り下げると密接に繋がっていたり、全然関係なかったり、むしろ時々矛盾していたりもする。要するにそういう事だ。


RIP J. D. Salinger