軽井沢高原文庫 -350ページ目

明日から夏季特別展「軽井沢の四季と文学~高原の文章読本~」スタート!

明日23日(土)から、夏季特別展「軽井沢の四季と文学~高原の文章読本~」がスタートします。軽井沢に滞在した文士たちがどのような文章を書いたか、周囲の自然を描いたかをテーマに、原稿、書簡、絵画、遺愛の品、写真など約300点以上の関係資料をご紹介します。今回、書かれた個々の文章そのものに照明を当てている点もこれまでの当館の展示であまりなかった点です。どうぞぜひお出かけ下さい。展覧会は9月28日まで。会期中無休。

展示替え中です

きのうから、展示入れ替えのため、休館とさせていただいています。どうかご了承下さい。私は早朝から夜遅くまで、入れ替え作業に没頭しています。なでしこジャパンの金メダルにも勇気付けられますね。

きょうから4日間、展示替え休館となります

きょうから4日間、展示替え休館となります。7月19日~22日まで。23日から夏季特別展 避暑地125年記念「軽井沢の四季と文学」がスタートします。どうぞよろしくお願いいたします。

片山敏彦絵画展、本日終了

5月18日から当館2階展示室で開催している「片山敏彦絵画展~詩人が描いた詩の世界~」が、本日18日をもって終了いたします。5月16日付信濃毎日新聞第一面「斜面」でも紹介され、記事を見た方がこの連休にもお見えになっています。すぐれた記者というのはさすがですね。1点の感動した絵画作品からあれだけふくらませて、1篇のコラムを書いてしまうのですから。

高樹のぶ子さんの震災作品発表

きのう、軽井沢朗読館で高樹のぶ子さんの震災を題材にした短編の発表会がありました。タイトルは「翔の魔法」。主人公の名前が翔。舞台は一関と気仙沼。まず高樹さんが作品について1時間話し、そのあと元NHKアナウンサーの青木裕子さん(軽井沢朗読館長)がその作品を朗読、文芸作品が世に出た瞬間でした。私は朗読にぐんぐん引き込まれました。語られることを意識して書かれた作品。「高速べろ」という言葉もその一つ。津波のシーンも印象的でした。会場は40人くらいでほぼ満席。会終了後の関係者だけのバーベキュー大会で高樹さんとも話すことができました。博多から来たという人もいました。高樹さんは『日本霊異記』に凝っている様子でした。

本日より、軽井沢駅・塩沢湖間急行バス運行!

本日より、軽井沢駅・塩沢湖間急行バスが運行をはじめます。今年の運行期間は7月16日~9月25日。乗り場は軽井沢駅北口バスターミナル1番。運賃は大人400円。1時間に1本程度。当館前にバス停<塩沢湖>があります。ご利用下さい。なお、通年運行の町内巡回バス(軽井沢駅北口バスターミナル4番)、来週23日から運行開始の軽井沢美術館・観光循環バス(同1番)もありますので、バスをご利用の方は、いずれか早いのをお選び下さい。

7月23日から夏期特別展スタート!

7月23日から当館では、夏期特別展 避暑地125年記念「軽井沢の四季と文学~高原の文章読本~」がスタートします(9月28日まで)。文士たちが軽井沢でどんな文章を書き、周囲の自然をどう描いたかなどをテーマに、作品原稿や絵画、書簡など約300点を紹介します。なお、7月19~22日は展示替え臨時休館です。


現在、7月18日までは「片山敏彦絵画展~詩人が描いた詩の世界~」を開催しています。昨日は、 片山敏彦が終戦直後に一家で疎開した信州・中津村(現・佐久市)出身で、東京在住のある男性が来館。この男性は、片山一家が身を寄せた塩名田の吉沢家(小吉屋)にいとこが嫁いだとのこと。それだけでなく、片山の長男・治彦氏とは中津国民学校3年で同級で、学校の芝居で使う着物を治彦氏を通じ片山夫人から借用したこともあった由。その着物は大島の上等なものであった、等々65年ほど昔の話を語って下さいました。さらにこの方からは、展示してある絵の説明で、「(耳よせ)」とある地名は「御馬寄(みまよせ)」が正しいのではとのご指摘をいただきました。塩名田時代の片山敏彦一家の話を聞けた貴重な機会でした。

パソコン時代の終焉

以下、私のもっとも苦手な分野の話。四半世紀前、パソコンを世に送り出したのは米アップル。1984年で、現在のパソコンの原型とされる「マッキントッシュ」。以来、パソコンは常に人々のデジタルライフの中心にありました。ところで、今年6月6日、パソコンを世に送り出した当人であるアップルCEOのスティ-ブ・ジョブズ氏が、サンフランシスコで開いた新サービス発表会で、「パソコンはまもなくデジタルライフの主役でなくなる」と述べ、「ポストPC(パソコン)時代」の到来を告げたと、昨日の日経1面に紹介されていました。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の登場で状況が変わったことがその要因。最新のスマホに入っているCPU(中央演算処理装置)の処理速度は2ギガヘルツで、10年前の大型汎用コンピュータの3倍とか。私たちは「脱パソコン」、スマホエコノミーの時代にすでに入ったようです。

新ブログアドレスで書きます

皆様へ

「長野が好き」、「軽井沢が好き」が今月末で終了するのに伴い、本日よりブログアドレスこちらに移行いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

近況。夏展ポスター・チラシ、通信79号、高原文庫の会案内などの発送がおとといで終わり、ホッとしたのも束の間、小冊子「高原文庫」26号校正、夏展準備などが押し寄せ、それらににとりかかっています。

きのうは三越の団体案内、星のや軽井沢の文学ツアー打ち合わせなどありました。7月になると、時が足早に過ぎていきます。

アーカイブ 2011年7月11,12日

2011年07月12日 源氏も平家もたくさん!

先日、文庫横の川で蛍が見られることを紹介しました。そこからわずか200メートルほど離れた地点で現在、蛍をたくさん見ることができます。ゲンジボタルもヘイケボタルもいます。場所は塩沢湖の一角。驚きました。自然の水流が流れ注いでいる所で、砂地の中洲もあり、餌となるカワニナもたくさんいるのでしょう。ところで、我が家の庭は今、ホタルブクロ(蛍袋)がたくさん咲いています。なぜか道端に増えますね。色はすべて薄紫で、白はありません。それからクガイソウやキスゲも咲き出し、早朝に家を出る私の目を楽しませてくれます。



2011年07月11日 薔薇の祭典、終了

軽井沢タリアセンで開催されていた「薔薇の祭典」が終了しました。最終日のきのうは、イングリッシュローズ・ガーデン内で若い女性トリオによるハープとチェロ、ヴァイオリンの無料音楽会が3回、開かれました。私ものぞいてみましたが、ゲーテの「野バラ」、「夏の思い出」などを演奏していました。バラの香りが漂うバラ園に弦楽器の音色が気持ちよさそうに響いていました。なお、ガーデンのバラは10月くらいまで楽しむことができます。