こんな時代なので、日々、耳にすることの大半はネガティブなことばかり。
毎日、ゲンナリするようなことが続くと、ついついマイナス方向に
引っ張られるので、そんなときには、目も耳もできるだけ外に向けておくことで、
心身のバランスを調整するように意識しないと、頭がおかしくなりそう。
最近よく聴いているのが、ビジネス系YouTube。
31歳という若さで、抜群の笑いのセンスと知的さを兼ね揃えるマコなり社長。
メルマガ読者からスタートした、横山信弘さんの予材管理大学。
キンコン西野との対談も面白かった、鴨頭嘉人さんのチャンネル
この速い時代の波に乗っている感が半端ない。
「個」を出していくこと。
共感を呼べる「個」を出せること。
ちょうどこれらを聴いていたときに、並行して読んでいた本と
大いに共通する部分があった。
嫌われる勇気 ----- 自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 / 古賀 史健 (著)
「嫌われる勇気」の中で語られるアドラーの教えとは、
「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、
それはあなたには関係ない。
私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるか
どうかなど考えることなく」。
「過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」には
なんの関係もないし、未来がどうあるかなど「いま、ここ」で
考える問題ではない」。
かんたんに言えば、「人は人」「自分は自分」ということなのだけれども、
コロナ後、幾度も深い湖底に沈みかけていた私の心は、どれだけこの本に助けられたか。
この本を知るきっかけになった31歳の経営者に感謝の気持ちが溢れてくる。
ぜひ、今こそ、湖底に沈みそうになり苦しんでいる人たちに薦めたい一冊。
自分のちからで、道を切り拓いていけることもできるし、
人の助けを上手に借りながら、道を切り拓いていくこともできる。