ツアーのチラシの挟み込んでもらうことがあります。
たいていは、その当日の開演前にロビーなどに集まって、
コンサートの規模にもよりますが、少ないときは6、7名
多いときは20、25名くらいで作業します。
来場者に直接ツアーの告知が出来るので、地味だし、人手も
要りますが、けっこう問い合わせがあったりするので営業としては
地道でばかに出来ません。
付き合いの長いところだど、アルバイトの子に行ってもらったり
しますが、新規の場合、主催者側のキーマンと会えることも
あるので社員が出向くことが多いのです。
さて、昨日もある会場でチラシの挟み込み作業に行きました。
集まったメンバーは、学生さんらしいグループが男女15名ほど、
あと、私のような立ち位置の人たちがちらほら・・
ロビーにテーブルを何台かおいて、チラシを並べ、主催者から挟み込み順や
その他の説明があったのち、一斉に開始。
中腰で2時間ぐらいやるので、けっこう身体がキツい。
昨日も途中から足がつりそうになりました

この挟み込み作業というのが、毎回各所ごといろんな特徴があって面白いんです。
いかにもエキスパート女子達のグループだったりすると、主催者の下にさらに
リーダー格の人がいて、大きな声で周囲に指示、挟み込みのスピードが半端なく
速いことが多い。(私なんかはトロイほうに入るので、速い子に追い越されてしまう)
一方、おばちゃん、おじちゃん率が高いと、ぐんとスピードが落ちる。
途中で止まっちゃったり、渋滞が起こる(笑)さらに、ぺちゃくちゃおしゃべり
なんかされながらやられた日には永遠に終わらないんじゃないかってくらい、
挟み込みの時間がかかるのでイライラしてしまう。
昨日の挟み込みはまた面白かった。おそらくどこかの音大の生徒達だろう。
けっこう色々とおしゃべりが多い。内容がついつい聞こえてきちゃうんだけど
自分の学生時代を思い出してしまいました。
「音大の子の名前っていかにもって名前の子いるよね~、トーンちゃんとか、
トリオ君とか・・・私はフツーの名前でよかったけど~」(いったいどんな漢字だ?!)
「なあ、オケもいいけどさあ、俺らでビッグバンドやろうぜーやろうぜー」(居た居たこういう子)
「エルガー(作曲家)っていいよなあ、俺はやく指揮してぇ・・」(地味な好みだなぁ)
「○○さん(隣で作業する女の子)の演奏っていいと思うよ、俺、
いつも感動しっぱなしでさ、すげえよ、格好いいよ」(彼女のこと好きなんだろうか??)
「●●くん、今度私の伴奏やってくれない?今度ランチごちそうするから」(食べ物で買収?)
なんだか、一部懐かしい会話だったりするんだけど、
年の頃は20歳前後で、本当に会話が若いんだなー いいなー
若いっていいなあ、いくらでもまだ未来は先に広がっているものね~
なんて、隣で微笑みながら作業していた私。
若いパワーをいただいて帰りました

