ミラノ・スカラ座管弦楽団&バレンボイム ヴェルディ『レクイエム』 | 旅と仕事するkogeのブログ

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旅は人生に豊かな心を運んでくれます。音楽と旅をマネジメントする仕事に携わることは人生のミッションのひとつ。テーマの旅のスペシャリストとマネージャーの二足のわらじ奮闘ブログです☆



足元から伝わる地鳴りのような迫力ある音、重みと深みのある合唱、

集まったソリストは最強メンバー、そしてそのメンバーを揃えられる

だけの力をもつバレンボイムが指揮。

ヴェルディの『レクイエム』は本当に期待以上で、

休憩無しの80分は、ツアーの後半で疲れた身体を眠らせることなく、

ピーン、と張りつめたまま終わった。




ルツェルン音楽祭の舞台、KKLホールは現代的な建物で、

これが湖畔に建っていなければ、また評価は違ってくるかも

しれない。


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来場者の服装も、半分くらいがセミ・フォーマルといったところ。

タキシードやロングドレスの割合は、1割以下。

とはいえ、ラフ過ぎもしないので、ダークスーツ&おしゃれなワンピース

といった格好が無難かも。





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休憩中ホワイエは1階にあるので、そのまま湖のほうに

出ることが出来る。

湖の奥には、夜景が広がりとっても綺麗。


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これは、前日のベルリンフィルのコンサート前の様子。

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レクエイムのときは、舞台奥の座席には合唱が入るので

座席はクローズされます。

設計は、フランス人建築家のジャン・ヌーヴェルJean Nouvel。



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『レクイエム』終了後の拍手。

会場はほぼ全員がスタンディングオベーション。

演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団

指揮:D.バレンボイム

ソリスト:A.ハルテロス、E.ガランチャ、J.カウフマン、R.パーペ

メゾのガランチャのインパクトが強すぎるかなあと

思っていたけれど、終盤のソプラノには感服。負けていません。

バスのパーペは安定感あり。

気持ち、テノールが押され気味??

ただ、欲を言えば、このソリスト達はイタリア人歌手で

聴いてみたかったかな。

ガランチャのみラトヴィア出身で、あとはすべてドイツだもんね。

ただ、合唱が素晴らしいので、文句は言えません(笑)



ちょっと古く音もそれほど良くありませんが、同じ『レクイエム』

カラヤン&スカラ座管弦楽団の録音&映像を一部を見つけたので、

ご紹介します。





帰国してもなお、ずっとこのメロディが頭から離れず・・・あせる