こんにちは。運営委員長のさとうさんです。
NHKで始まったドラマ「17才の帝国」面白いですねー!
わたしが小学生のころ、
政治の汚職事件がいろいろニュースになっていたので
(ロッキード事件とかリクルート事件とか)
子ども心に大人に対する印象が悪かったというか
あれ? 小学生が政治やったほうがよっぽどマシなんじゃね?
と思っていたのを思い出します。
衰退しかけている海沿いで鉄鋼の街が、
三基のAIとAIが選んだ若者による
政治によって大胆な改革を行う
実験都市UA(ウーア)となる――というSF×青春な思考実験的ストーリー。
好み!
すでに超高齢化社会な室蘭ですがUA、誘致しないかな!
こういう実験あったら参加してみたいですねー。
主人公の女の子が視聴者と同じ気持ちで驚いたり戸惑ったりしてるのもいいです。
第1話では超スピーディーな閣議でムダを省いていく感じ。
いやー、これが出来たらどんなにいいだろう! と思う反面、
今のわたしなら即断即決するまえに、
主人公のおじいちゃんに「どう思う?」って聞いてみるかな。
AIとは違う知恵が出てくるんじゃないかなー。
まあそんなわけで、大人に対する不信感いっぱい少女だったわたしは
ちょっとおとなになり、いっぽうで、あの頃の気持ちも忘れていないので
子どもに対して誠実でありたいとも願ってます。
大人のしょーもないところは
脳のカロリー使うのを面倒くさがるところよね。
筋肉と同じで衰えるというか
せっかく学生時代に学校とかで考える訓練積んでも
日常に追われて考えないでいると考えられなくなっちゃうんだよねー。
でもみんなの脳を接続して考えるって
生きてて一番楽しいところでもあると思うのよ。
メンバーは どうしてこんなに手間かけるの?と思っていることでしょう。
外から見ていたら、そこが面倒とも思うでしょう。
でも敢えて「考えるタイム」をつくるわたし。
でも敢えて「考えるタイム」をつくるわたし。
違う経験をしてきた脳を接続し合う楽しさを
共有できるようになりたいな、と思うので。
さて。
今回のホワイトボードはこげきフェスについて。
準備が進んでくると出来てくるモノに満足し始めて
人はほぼ必ずといっていいほど目的を見失うので
何度も繰り返し「なんのためにやるんだっけ?」に戻らないと
道を間違うぞーと事務局長と話し合って臨んだ運営委員会での一コマ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220508/12/kogeki-muroran/82/0b/j/o1000075015114736065.jpg?caw=800)
これ、面白いポイントは、
いいな より先に やだな を出す、ってことです。
ふだんわたしは、プロの人とクリエイティブな仕事することが多くて
じつはそっちの方が難易度高くてもやりやすいので
どうしてなんだろう、とずっと観察してたんです。
そこで気づいたのは、経験値を積んだ人(プロ)は
「やだな」を無意識に、もしくは意識的に避ける、ってこと。
なんでかっていうと新人のころとかにさんざんやらかして
もーあれはやだ! 面倒でも先に手を打っておく! って
けっきょくなるんですよ。
「いいな」のほうへのベクトルは
素人の人の方が高いことも多いんですが
経験不足で「やだな」が見えないので
なんで?っていうくらい踏んじゃダメな床を踏み抜く(笑)
だからやったあと「うーん」てなる。
「いいな」と「やだな」をバランスよく見るのがポイント。
今回は「うーん」てなりたくないので(←やだな、を見る)
先に「どうなりたかったんだっけ?」と問いかけたのですが(←いいな、へ向かう)
出てきた意見をみたら
やっぱり心があったかくてね~~~。
この想いをひとからひとへ伝えていくことが
こげきフェスの真の目的になるわけですが
これがまた難しい。
同じ気持ちを持ってていっしょにやってみたい人いないかなあ、という思いで投げかけたことに対して、何かやらなきゃいけないの? とか やらされるの? とか 意識高い とか 営利なの? みたいに言われると心外だし凹みます(その感性の人、どんだけ子ども時代に人に強いられてきたんだろう……って可哀想にもなっちゃう)
そうじゃない。
ものすごくシンプルでしょ。
楽しそうな顔がみたい。
それがよろこび。
っていう。
おとなも丁寧にやればこういうふうに出てくるんだよ
そこが動機になってるんだよ
ってことはおとなにも、子どもにも、伝えたいですねー。
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