こんばんは。さとうさんです。

 

今日と明日は会費の日。

会員さんがひっきりなしに事務所にやってきて、

会費処理をしながらいろいろな話をしていきます。

 

会費担当は、財政部のベテランのみなさん。

 

赤ちゃんのイヤイヤから習い事のこと、

介護の悩み、更年期まで、話の幅が広いのなんの!

 

会費の日は入り口に「悩み相談室」って看板を出したいくらい!

 

わたし自身も話を聞いて貰ったりしています。

 

 

 

 

実はわたし、ちょっと前まで

子ども劇場ではこれは言っちゃいけないだろう、と

勝手に思い込んでいた言葉があります。

 

 

「お母さんがきらい」

 

こちらのブログでは何度か告白しちゃってますが、

ほんとに1~2年前まで、言っちゃダメだと思ってたんです。

子ども劇場って母ばかりなので

お母さんがきらい、なんて受け入れて貰えないだろうなって。

 

でも、それを我慢してたら、

会議で涙が出ちゃうくらい辛くて……もうだめだ! 

と思って先に言うようにしたんです。

 

そうしたら、

「わたしだってそうよ」

「わたしは父親がきらいだった」って方が

思った以上にいて、受け入れて貰えて、

物凄く楽になりました!

 

 

「子どもがきらい」

 

わたしが「凄く言いづらいんだけど、

お母さんがきらいで……」と告白したら、

お子さんが成人しているあるベテラン母さんが

「わたしは自分の子どもがきらいだった」って

教えてくださったんです。

 

その方が「自分が我が子を好きになれなかったとき、

子ども劇場のみんなが見守って、いいところを

見つけてくれたから育てられた」っておっしゃってくださって、

わたしもなんだか救われました。

 

子どもがきらいって、言っちゃってもいいんだ!

本当の気持ちを殺して、自分に嘘を吐くより、

むしろ、言っちゃうほうが、周りもわかってくれて、

助けてくれるんですね。

 

 

「子育てがつらい」

 

子育て、つらいなんて言っちゃ母親としてダメなのかなって

思ってた時期、わたしにもありました。

みんなやってることだから絶対できるはずだし、

辛いなんて言っちゃダメだろうなって思いこんでました。

 

でも、ぜんぜんそうじゃなかった!

大仕事な上に人生で母になることなんて習ってきてないんだもん、

つらい、って愚痴りたくなってアタリマエ。

 

むしろ、「子育てがつらい」って出しちゃうほうがいい!!

(※出す相手や場は、選んでね!)

 

 

 

もうね、運営委員長や事務局長が集まる

道南の会議なんかでは

「子育てをしているみんなが

 自分の『辛い』や『大変』ってことを

 安心して出せる場を作れてる?」

ってけっこう大きなテーマとして話すんですよ。

 

(いつもそうしたいと思っているけれど、

 信頼をつくるってモノをつくるより大変!)

 

 

子ども劇場って、

本音(きらい)なんて言っちゃいけない、

「真面目ないい子」ちゃんを

演じなきゃいけない場所だと思ってたら、

まったく逆で、

 

タブーだと思っていたことを口にしたら、

とっても楽になるんだってことを学ぶ場 でした!

 

 

 

そんなわけなので、会費の日は時間の許す方は

いろいろおしゃべりしていくといいですよ!

会費当番じゃないけど来ちゃった! も大歓迎。

 

ベテラン母(財政部員)~中堅母(事務局メンバー)一同、

みんなとのおしゃべりを楽しみにしています。

 

 

 

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