こんにちは。さとうさんです。
きょうはお仕事DAY。近くのミスドでお話のプロット(お話の設計書みたいなもの)づくりの仕事をしてました。
日差しぽかぽか。気持ちよくできたのであとは書くだけです。
☆ ☆ ☆
さいきん、「完璧じゃないと○○できない」っていう言葉を
べつべつの機会に数人から耳にする機会がありまして。
まず自分が完璧になってから、
自分がやりたいことを(失敗なく)したいってこと
みたいなんですが……。
気持ちわかる、自分にもそういうのある、と思いつつも、
お話作りのお仕事をするようになってから、
ちょっと別の実感も持ってます。
例えば、
完璧なキャラクターしか出て来ないお話を作ろうって
考えてみてください。
なんでも完璧で、なんでも自分で解決できちゃう。
……全部自分で解決できちゃうからドラマが何も起こらん。
A子が××できないから、
B君が助けて、それがきっかけで恋がはじまる、とか。
カンペキそうなC君にも実は弱点があって、
敵がその弱点をついてきてピンチになったところを
仲間の能力や知恵で切り抜けるとか。
みんな完璧だと、
そんなことが起こらないって話に……汗
これほんと、自分でお話作ってみたらわかります。
あれ、それつまんないぞ、って。
完璧って、そんなにいいもんでもないな、って。
完璧ってあんまり物語にならない
……他者と「つながらない」んです。
最初から強いタイプの完璧そうな主人公も、
どうしてもこれはダメっていう弱点があったりするでしょ?
なんだったら、完璧じゃないほうが愛おしい。
夫婦もそうじゃないです?
うちの旦那カンペキ! とか、うちの妻カンペキ! とか
そんなにないと思うんですが、どうですかねえ。
(相手のカンペキじゃない部分を許容できるかどうか
って問題はそれぞれあると思いますが)
完璧じゃない人間が集まってるから面白い。
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完璧じゃないからつながってこー?