最後に。
見学の順番が実際と前後するのですが、
下の写真の左奥に見えるのが、初代収容所長ルドルフ・ヘスの自宅跡です。
アウシュビッツのすぐ隣にありました。
ここで5人の子供を育てていたそうです。
有刺鉄線の中は死が日常の収容所。
だけど、そのすぐ隣で、子供の笑い声が響く世界が。
そこでは収容所長も、自分の子供を慈しむのに。
人をそんなに変えるものって、なんだろう。
最初の自分への問いを再度確認します。
○収容される側の立場だったら
○収容する側の立場だったら
いずれにたっても、
人間らしくふるまう心の強さがあるか、
自分には自信がまったくありません。
というか、ふるまえないと思います。
全員がコルベ神父のようであれば、どんな環境でも、
間違わない選択ができるのでしょうけれども。
自国や民族の誇りをもつことと、
他民族も含め、人間に敬意を持つことは、共存できると信じたい。
もう二度と、繰り返さないように。
新しい悲しみを増やさないように。
口で伝えるのはとても苦手なので、
文章で記録させてもらいました。
ここまでお読みいただいた方
どうもありがとうございました。