「ドラゴンクエスト」シリーズに携わっていることで知られるアルテピアッツァ開発、コーエーから発売となるWii『オプーナ』
「つづきから」ではセーブファイルが3つ用意されており、そこから一つを選んでゲーム中盤を体験できます
どの程度溜めるか、何を行動したかによって、次の行動への待ち時間が変化していくわけです
また、「ヌンチャクだけでプレイ」というコントロールスタイルは、高々10分程度の試遊なので、片手でのプレイはまだちょっと慣れませんでした
私は「つづきから」の1つ目と2つ目のセーブファイルをプレイしました
そしてもう一つの大きな特徴は、「アクティブボンボンバトル」というバトルシステムでしょう
あと、移動速度が結構速いです
TGS2007のコーエーブースにてプレイアブル公開されていたので、紹介したいと思います
味方のターン、敵のターンといった概念はなく、アクション性のあるリアルタイムの戦闘となっています
TGSの体験版では、まずタイトル画面で「はじめから」と「つづきから」の2つから片方を選択します
なので、バトルではチャイカに助けられていつの間にか終わっている、というな感じになりがちで、少し拍子抜けしてしまいました
バトルに関しては、スティックを弾いて「ボンボン」を飛ばすのはなかなか楽しい感覚でした
果たしてこの一家は皆で故郷に戻ることが出来るのでしょうか? こんなストーリーで『オプーナ』は始まります
「ボンボン」による攻撃だけでなく、アイテムを使ったり「フォース」(魔法のようなもの)を使ったりできますが、そういった行動も「エナジー」を消費することになります
2つ目のセーブファイルでは、オプーナ・コプーナ・ポリーナの3人パーティーで、こちらは全員プレイヤーが操作することになります
大量の敵を相手にする場面では、危うく全滅するところまで追い込まれながらも辛くも生き延びることが出来ました
楽しみに発売を待ちたいと思います
Wiiでは恐らく初となるスタンダードなスタイルのRPGとなっています
まず敵を選択してから、スティックを倒し、溜めてからぱっと手を離すと、「エナジーボンボン」(オプーナの頭の上の、アレです)が飛んでいき、相手を攻撃します
スティックを倒す方向によって、「ボンボン」の飛ぶ軌道が変わります
これがいわば通常攻撃です
ポリーナは戦闘力が低いのに対して、チャイカはかなり強いです
1つ目のセーブファイルでは、プレイヤーキャラはポリーナ(妹)で、仲間がチャイカ(剣を持った女の子)でした
この「エナジー」は、いわばタイムゲージのようなもので、「エナジー」がフルになるまで次の行動に移れません
ただ実際にプレイして慣れていくことで、最終的には「お菓子片手にヌンチャクプレイ」の方が楽に感じるようになるかもしれません
Wii『オプーナ』の発売日は11月1日、価格は7,140円となっています
基本的にCボタンが決定、Zがキャンセル、といった役割になっているようです
フィールド中は速い方が助かるのですが、人の前に移動して会話しようとするとき、少しだけスティックを倒しても結構動いてしまい、動きすぎてしまう、といったことが多々あったのが気になりました
『オプーナ』のなんといっても一番の特徴は、全ての操作ヌンチャクだけでプレイすることが出来るところでしょう
もちろん、Wiiリモコンもつないでいるので、ヌンチャクとリモコンの両方を持って、スティックと(C・Zの替わりに)A・Bボタンを使ってもプレイすることが出来るようです
個人的には、両手を使うオーソドックスなスタイルであるこちらの方がしっくり来ました
しかし不慮の事故により、兄オプーナは弟コプーナ、妹ポリーナと生き別れになってしまった上、両親は瀕死の重症を負ってしまいます
全体的には、オリジナル性がありながら、なかなかしっかり作られた安定感のあるRPGとなっているように思います
また「ボンボン」を飛ばす際、溜めれば溜めるほど攻撃力がアップしますが、溜めるのに時間がかかると同時に「エナジー」を消費してしまいます
発売日が『スーパーマリオギャラクシー』と被ってしまっているためか、陰に隠れがちですが、中々気になるタイトルに仕上がっているんじゃないでしょうか
こちらでは、あわただしく次から次へとスティックを弾いていくことになります
「はじめから」ではゲーム序盤を体験できます
体験版で少しプレイしただけではちょっとわからない事ですが、バトルの戦略性やそれに伴う装備に極めがいのあるような奥深さがあれば嬉しいです
複数人を操作するバトルでは、「エナジー」がフルになったキャラクターが自動的に選ばれ、それを順番に操作する、という風になっています
楽しいはずの家族旅行
チャイカはバトル中オートで動いていたので、プレイヤーはポリーナのみを動かします
ゲームを進めていくと、正面をガードしている敵に対しては横からしか当たらなかったり、複数の敵にヒットさせるといったことも出来るそうです