4年前の日記。


***


夜寝る前の話。


洗濯や片付けがひと段落したので、

次男(2歳)におやすみ前の「足裏くすぐり」するために寝室に入った。


寝室には長男(15歳)がいた。


長男は自分の部屋があるのだけど、

僕が片付けをしている間、

寝室で次男の相手をしてくれてた。



電気を暗くして、次男の足裏をくすぐっていると

長男が泣いてるような感じだった。



でも、何で泣いてるのかその場で聞けなかった。



聞く事が野暮だなと思ったし、

聞くのも怖かった。


もし、泣いてる原因が「自分」だった場合が怖いから。


こう言う場面で僕はすぐ逃げる。

怖いから。



長男は妻の連れ子で、

一緒に過ごしてから4年目になる。



時たま、

自分が長男にとって必要な存在なのか

家族になれているのか

不安になる事がある。



長男がいい子だから、

仲はいいんだけど、

泣いてる時にどうやって接すればいいのかわからない。



それからしばらくして、

長男が自分の部屋に行き、寝る準備をし始めた。



妻は疲れて寝ていたから、

僕が長男と一緒にいてあげようと思い、

少ししてから、長男の部屋に行った。



例え会話がなくても、

一緒の空間にいようと思った。



そしたら、

長男から話をしてくれた。



・都市伝説のこと

・SCP財団のこと


20分くらい話してくれたかな。


実際にどう思ってるかは別として、

自分の事を必要としてくれたようで嬉しかった。



自分が難しくしているだけなのかもしれないけど、

人間関係って難しいなと思う。



自分がその人にとって


 必要のない存在


と思われてたらって考えると怖くなる。



だから、

当たり障りない事しか聞けない。

突っ込んだ話は今のところできない。



あと、

愛してるよって言いたい。



でも、恥ずかしさや、

僕にそれを言う資格があるのか?って考えたり、

言われても嬉しくないんじゃないか?って思ったりすると

意識して言えなくなる。



でも、

長男ともっともっと繋がりたい。

どんな繋がり方を自分が求めてるかはあまり分かってないけど、

家族になりたいと思う。


これは本音だ。


***ここまで***


今は前よりも繋がりが出来てる気がするよ。


怖い事もあるけど、

目の前の事を

目の前の人と

向き合っていこうと思う。