美濃窯業がついに東証に上場した。その理由は開示資料に記載されている。

https://www.mino-ceramic.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/871a50861af93a131ecae0c475c513f7.pdf

内容は極めて妥当と感じたが、では名証はなんのために存在しているのだろうか?

私のような割安株への投資をする人のために存在している??

 

これまでの美濃窯業を見る限り、急いで東証上場したのではなくベストな時期を選んたように思われる。そう感じるだけかもしれないが、わざわざ悪いニュースが出る時期に東証上場する必要はないからだ。

 

では良いニュースは何か?

1.年度末の記念増配

https://www.mino-ceramic.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/e716067b7e08b9a201980bcf46ff8c7f.pdf

これは一時的なものであり、ベストな時期とは無関係だ。

 

2.来年度の業績見込み、及び、配当

https://www.mino-ceramic.co.jp/cms/wp-content/uploads/2023/09/8ebd9a74cf0a5de0c179e1f463be5227.pdf

資料の末尾にある中期経営計画を達成したならば来期は売上高営業利益率が10.7%、年間配当が36円という水準になる。

 

業績改善に自信があり、好材料が出るタイミングで東証に上場して一気に株価を上げる目論見だろうか?