ここ数年、厳しい時期が続いたがやっと反転。今期は予想以上の好決算で増配。

 

ところで来期の業績は「引き続き資材高」「耐火物事業の値上げが進んでいない」「プラント事業の主要顧客の投資が控え目」という事情から弱めの予想となっている。

 

事業環境としては逆風下なのである程度は仕方がない。環境が好転した時へ向けて体力をつけておく、という状況か。

 

美濃窯業の欠点は資材の多くを輸入しているのに対して海外売上が少ないため、円安はほぼデメリットしかないということ。

 

その上で去年は海外売上が6億円ほど伸びて倍増している。海外営業を強化したのだろう。4~5年後には海外関連売上高比率が20%を超えているのでは。