15歳の夏祭りに一度だけ袖を通した浴衣。

赤い博多帯を締め、赤い鼻緒の下駄を履いた。

 

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朝顔柄だとばかり思っていたら、蝶々柄だった。

 

 

 

ボーイフレンドと手を合わせた浜辺の精霊流し。

速水もこみちさん似のイケメンだった。

バスケ部で背が高かった。

 

夫には内緒。🤫

 

もこみちはイケメンで優しい男子なので全校女子生徒から人気があった。

タケちゃんマンの真似をし(年齢がバレる)三枚目な男子だったけど、正直あまり面白くなかった。

 

↑ここから上はしばらくしたら消去するかも。あせる

 

 

私の夫はといえば中背、お腹ポッコリ、髪なし。🤓

よく言えばブルースウィルスかロバートダウニーJr似。

生粋の日本人だ。

ジョークのセンスはある。

 

 

 

今朝もコーヒー豆を挽きながら、唐突に

タ〜ララ タラララ ラ〜ラ〜ラ〜♪🤓

と歌い始めた。

 

『THE 朝のクラッシック♪』みたいな曲だが、クラッシックは疎いので曲名は分からない。

聴けば、みんな知ってる曲だ。

 

思わず吹き出してしまう。

いつも曲のチョイスが絶妙だ。

 

 

そんなことはさておき。

 

なぜ浴衣かというと、NHKの朝の情報番組『朝イチ』で、手ぬぐい活用法の特集をしていたからだ。

速乾性があり、畳んで鍋つかみにしたり、濡らしたタオルを軽く絞りくしゃっと首に巻いて熱中症予防など用途は様々。柄も可愛い。

 

食卓でテーブルクロスにしたり、ガーデニングの汗拭きにと愛用している。

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タオル代わりに揃えようか。

でも、買うとお高い。

そこで、もう着る事のない少女の頃の浴衣を引っ張り出し、タオルにしてしまおうと思い立った。

 

 

 

最後にもう一度、着てみようと袖を通してみたら案外おかしくない。

まだ着られる。……でもたぶん着ない。

鋏を入れるのを躊躇したのは、もこみちが懐かしくなったからではない。

 

床の間のある和室で母に着せて貰ったことを思い出したから。

共働きで、職場では優秀だった母はその頃から出世し始め、多忙だった。

子育てに関しては放任だったが、ハレの日には着物も着せてくれていた。

 

先日、実家の母に地元の玄米、小麦粉などの特産品を送ってくれたお礼の電話をした時、浴衣を解いても良いか念のため聞いてみると、買ってきたモノだしいいんじゃない、それは良かねとあっさりしたものだった。

 

母も義母も、昔は浴衣を解いておしめを縫ったものだと言った。

そう言われると、私はおしめ世代。

オムツのゴミの環境問題も課題だが、たとえ孫が出来てもおしめには戻れない。

 

 

最初は躊躇したものの、一度リッパーで解き始めたら、和裁など出来ないしもう解いていくしかない。

手縫いだから解きやすいが、YouTubeやprime videoで映画を観ながら、4〜5日かけて少しずつ解いていった。

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計10枚分の手ぬぐいと1枚の晒し木綿が取れた。

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使ってみると、サラッとして気持ちいい。

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日本の手ぬぐいって素晴らしい。

大切に使っていこうと思う。