我が家の娘、小学6年の時、担任の先生に市の文集にあなたの作文を出すから清書してと言われたが、清書するのが面倒で断わった。
中学2年の時には、全校弁論大会で最優秀賞だった。
小学校の卒業文集は、花壇委員がいかに大変だったかだけを書き、修学旅行の思い出の作文はバスの中で男子が舞い上がっていた行動を面白おかしく書いていて、修学旅行の見学先は一つも出てこない。ほぼバスの中🚌だけで終わっていた。けれど、先生に褒められた。
娘が小さい頃から毎晩絵本の読み聞かせをしていたが、小学校低学年の頃、よく読み聞かせした本がある。
さくらももこさんのエッセイだ。
この本を読んだ後から娘の作文は、″ですます調″から”である調″になり、必ずオチがつき、ちょっと物事を俯瞰して斜めに見るような、それでいて注意深い観察力があり、そんなこと書いてイイんかい!?というようなこともあったが、そのまま書かせた。
一年生の時は、家族のことを書く作文で、
○○○のママは○○さい。から始まり、おにんぎょうもつくってくれたんだ、などと可愛いことも書いてあったが、おこるとこわいんだ、ときどきじいじとケンカもする、なんて書いてあったがそのまま出させた。
戻ってきた作文の最後に、
やさしそうなお母さんに見えるけど、おこるとこわいんだね、と赤鉛筆で書かれてあった。
さくらももこさんの漫画のエッセイバージョンなわけだが、大人も子どもも楽しめる。
子どもにとっては難しい言葉も、説明してやりながら読めば大丈夫。自然と国語の勉強にもなる。
漫画と同じで、本が好きなお子さんもキライなお子さんも、寝る前に抱腹絶倒、気持ちもほんわか😄。
親子で楽しめておすすめです♪