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7年前、乳癌の手術を受けた時の話です。少しふざけた内容ですので治療中の方は全く参考になりません。病気の話は嫌だなという方や不快に思われる方はどうぞスルーなさって下さい。🙇‍♀️

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー 

7年前、市内の婦人科病院の検診で乳癌があることが分かり、この病院の歌舞伎俳優•中村梅雀さんにそっくりな院長先生が、市のA病院に出向し執刀医として手術して下さることになりました。

以下、梅雀先生と呼びます。

 

 

手術が終わり、4人部屋の病室に戻りました。脇への転移はないはずでしたが、残念ながら手術中に脇にも転移していることが分かり、その部分の腫瘍も切除となりました。

 

 

意識が戻った瞬間、強烈な痛みが二の腕に走りました。手術した胸の方は何も感じませんでした。とにかく直径1cm 位の鉄のクダが右腕上腕部にぶっ刺さってる!という気がしました。

 

そこへ、執刀してくれた梅雀先生と、A病院の担当医N先生が病室に入って来られました。

N先生、この後、抗癌剤治療、放射線治療後も担当医となる、ちょーーーーイケメン先生😍♡♡♡♡♡

 

 

異常なまでに痛がるワタシを見た二人の医師は、😧😧というような、なんとも言えない表情でした。脇への転移があったことへの同情なのか、ワタシのこの痛がり様がリンパ節切除の際、神経に触れてしまったということなのか。それともリンパ節切除した人、みんなこうなるのかは分からない。

 

 

どちらかわからないが腫瘍そのものはしっかり切除出来たということでホッとしました。これが最も大事。乳癌の手術後2〜3割の人がリンパ浮腫に罹患するといわれているので仕方のないことだ。しかし、この時からリンパ浮腫になってしまい、ワタシの右腕の上腕部は痺れたままである。

 

「〇〇さん、看護師の方から説明があったと思うんだけど、残念ながらね、脇への転移がありましてね…。しかし、しっかりと腫瘍は全て取りましたから、大丈夫ですよ。…ずいぶん、辛そうだね。」と梅雀先生。

 

「ありがとうございました。梅雀先生、N先生。´д` ;

            ↑実際はちゃんと名前で呼んでます。

 

 でも先生、めちゃくちゃ痛いです。´д` ;´д` ;

 ……ここになんか、´д` ;´д` ;鉄の管ぶっ刺さってませんか?」

 

こんな状況、冗談でも言わにゃ、耐えられん!

 

 

すると、梅雀先生、

「刺さってません!」真顔と全力否定!

 

 

でしょうね、わかってますよ、冗談ですがな。

こんな状況で冗談を言う患者もいないと思うが、言わずにはおれない性なんです。許してください。

 

 

あんまり痛がり続けているので、先生方は😧😧の顔のまま、「じゃ、痛み止め出しておきますからね。また後で様子を見にきますからね」と、病室を出られた。

 

 

ベットの脇にいた夫が、スッと患部と反対側の腕をさすってくれた。

 

その途端、スッと痛みが減った。

200%の痛みが70%くらいまで、一瞬で軽減した。

これがオキシトシンというものか。

交感神経優位を抑え、副交感神経の働きが高められ痛みが治まったのだ。

 

すごいなオキシトシン。ありがとう夫。

 

しかし、この時からリンパ浮腫になってしまったので、術後は梅雀先生のところにはお世話にならず、市の病院、つまりイケメンN先生♡のところで、お世話になることになりました。治療にはモチベも大事。にやり

 

続く。

 

 

梅雀先生も最初に腫瘍を見つけて下さった先生で大変感謝しています。

でも中村梅雀さんの印象が強すぎてお名前覚えてなくてごめんなさい。あせる

こんな先生いそうでしょ。

中村梅雀さん。画像お借りしました。

 

🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀

 

病気がわかった時にまず思ったのは、とにかく病院で治療が受けられるありがたさでした。日本という国に生まれたお陰で安心して治療に臨める。あとはその時その時考えよう。…しかし、乳癌よりもリンパ浮腫が悪化した時、健康だったこれまでとは違う自分の体を受け入れることは辛く、不安と恐怖が大きかったです。治療法が確立されておらず、一生付き合う病気だからです。

 

しかし、現在は転移もなく、リンパ浮腫の方も先生や親身になってアドバイスして下さった看護師さん、リンパドレナージの先生のおかげで、適切な治療を受け、弾性着衣を着用することで通常の生活を送る事ができています。本当にありがたく思います。

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