児童養護施設に寄付した帰りの車中、

夫が言った。

 

「オレもクローゼット整理しようかな」

 

夫、家に着くなり、クローゼットを整理し始めた。

 

 

今、仕事が忙しいから、

クローゼット整理は4月以降にやる、と言ってたのに、

始めたら、ものの一時間もかからずあっさり終了。


 

処分したのは、ここ10年以上着ていない会社用のスーツと、

コート、シャツ類。

 

(夫は会社員だが、数年前の夏のクールビズの後、

 しれーっとそのままスーツには戻らず、

 一年中、チノパンとブレザーに移行した。快適らしい。)

 

 

 

夫には断捨離の必要はない。ただの整理。

 

 

 

な•の•に、

 

夫が処分しようとする服を、

 

今こんな良い生地のズボンないよっ、

ワイドパンツにリメイクしてみるっ、ちょうだい、ねー

 

 

そのシャツ、枕カバーかクッションカバー作るっ、ねー

 

 

そのトレーナーいい色!ガーン

ワタシに似合う色やっ!ちょうだいっ!ねー

 

 

そのフリース、ワンコの散歩の時に着るよっ、ねー

 

 

そのボロボロ長Tシャツ、ウエスにできるじゃん、捨てないでっ、ガーン💦

 

 

 

と、シブチン妻、炸裂!

 

 

 

ワタシの一週間の断捨離が一瞬で崩壊…。orzえーん💧

 

 

 

夫は良い物を長く着る。

 

 

学生時代のラルフローレン の厚手のデニムシャツや、

LLビーンの長Tやらを30年以上、ボロッボロになるまで着倒した。

 

フツーここまで着るかな?ってぐらい。

良いのか悪いのか一人っ子の娘も同じ傾向が…。😅

 

ウエスにして、最後まで使いまっせ。ねー

 

 

夫、昔は、お洒落な人やった。(遠い目にやり

 

ラルフローレンのオックスフォードシャツ、デニムシャツ。

LLビーンのトレーナーやフリース、

リーバイスのジーンズ、冬はPコートかダッフルコート。

アウトドアブランドのアウターなんか今もある。

 

今も昔もベースはアメリカントラッドスタイル。

好みのテイストが明確だ。

 

 

お腹が出ちゃって着れなくなった服は、

ワタシの弟が喜んで着てたっけ。ほっこり

 

 

靴はティンバーランド、レッドウィング、リーガル、

今だったらニューバランスとか。

 

 

 

服も靴も、ダメになったら、

同じものを2代目、3代目と更新していく。

 

 

 

あっ、お手本がここにいました。😮

 

 

よくよく考えたら、

ここにミニマリスト、いましたわ。

 

 

しかし、

今は、服はどうでも良いんやと。

 

夫は一人っ子。

小さい頃から良い服着せてもらって、

お洒落をめいっぱい楽しんで、満足したのか。

 

 

 

それに対して、

 

子どもの頃から、兄のお下がりとか、

ダサダサのヘンテコな服ばかり着せられたワタシ。

 

お小遣いも貰えず、中学生になって新聞配達のアルバイト代

6千円で、ようやく好きな服が買えた。

 

(40年前とはいえ、今考えたら、月6千円って搾取やっ!ニヤ

 時給でいうと200円以下やで。毎日山道走って🏃‍♀️やで。)

 

 

西友かどこかのスーパーで、

アルバイト代握りしめて買いに行ったっけ。

当時初めて買った服も全部覚えている。(遠い目にやり

安くても、それなりに気に入ってたな。

 

 

それから、ずーっと服に興味が無くなることがなかったけど、

 

 

本当に本当に好きな服が、必要で買いたいと思った時に、

買えるか買えないかがポイントだったんだろうなーと思う。

 

 

でも、ここ数年、ようやくピタッと買わなくなった。

 

 

断捨離は続くよどこまでも〜♪ニコ

 

 

 

 

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