以前のパートの職場の話。
メンタルが壊れるまで我慢することはない、と思う。
やられたらやり返す、半沢になれと言うことでもない。
しかし、相手はこうしてくれるはずだ、
というこちらの勝手な思い込みもあった。
無視をしてきたNさんには「何か私避けられてる?
何か気に触ること言ったかな。それなら言って欲しい」
と言えば、「別に、ないよ」って感じで返ってきたかもしれない。
出勤日に出てくれたWさんにも「出てくれて助かった。
おかげで先週はゆっくり休めたよ」ぐらいの事を広〜い心で
言えば良かったのかもしれない。
彼女の方が稼がねばならない事情があったのかも、
と今は思う。
いつも何しらの不満を他人に振りまき気味で、
機嫌の悪さをぶつけている理由が、彼女には、
あったのだろう。
数日前、おばあさんになっても‥好きなもの の中でも書いたけれど、NHK日曜放送のアンという名の少女をシーズン1から見ている。
それに影響され、『赤毛のアン』シリーズ12冊を読み始め、最後の一冊を読む所。(子供の頃に2冊目までは読んだ。)
そして、ここまで読んだ11冊の中で、最も印象に残っているのが『アンの幸福』。
サマーサイド高校の校長として勤務していたアン。アンの事を目の敵にして協力的でない年上のキャサリンという副校長と、何とか仲良くしようとするのだが、上手くいかない。
アンはそんなキャサリンをグリン・ゲイブルスに招くが‥‥。
冬のグリン・ゲイブルスの風景と心情の描写が本当に素晴らしい。
村岡花子さんの訳が圧巻で圧倒されます。
すーっと心に入ってきます。
『敲けよ、さらば開かれん』、山上の垂訓を実践し続けるアンだな。
アンがキャサリンにあなたとは友達になりたいと思っていた、と言うけれど‥。
アンのようにはなれない管理人でしたとさ。