7/24

昨日7/23(日)は文部科学大臣杯東京都(Bクラス)代替大会がありました。

この大会は同じ学校に3人出場選手がいないと出られない大会で、出場するには運も大切です。

また、当初予定されていた日程でアクシデントがあり、Bクラスのみ1ヶ月ほど延期しての開催となりました。

 

小金井教室生徒は、小金井緑小(1)、小金井緑小(2)、日野平山小から参加しました。

 

小金井緑小(1)は昨年の同大会にも出場したメンバーが再集結。みんな1年でしっかり成長したので成果を出したいところ。

ブロック内で1チーム欠場が出たため3試合のみとなりましたが、3連勝で見事1位になりました。個人の勝ち星合計でも8勝(1敗)と文句のない好成績。慣れ親しんだメンバーでのチームワークの良さと、個々の成長が見事に噛み合いました。

 

M・Kすけ君・・今年は色々と忙しくなり、教室も毎回参加できるわけではありませんが将棋がだいぶ大人の内容になり、対局姿にもキャプテンらしい風格が感じられました。大将で3戦全勝は立派の一言。

Cひろ君・・Cひろ君も今年は忙しくなっていますが、実力は確実に上がっているのは大したもの。3戦全勝も納得というところです。チームを落ち着かせる副キャプテンとしての役割もしっかり果たし、安定した戦いぶりに貢献しました。

Mひろ君・・初戦、チームの勝利が決まった後に不利な将棋を粘りきり、負けはしたもののチーム全体に諦めない勇気を与えてくれました。今まで上級生たちとのチームで末っ子的な役割が多かったMひろ君ですが、だんだん下級生も増えてくるのでこれからはチームメイトを引っ張っていく役割も期待しています。

 

小金井緑小(2)はこの大会初参加のメンバーで構成しました。棋力的には(1)と甲乙つけがたいと思っていましたが、第1戦目で強いチームと当たってしまい、惜しくも敗戦。ただ、その後は3連勝でブロック2位になったのは立派です。教室内屈指の実力者Hひろ君が下級生をうまく引っ張り、雰囲気の良いチームでした。

 

Hひろ君・・最上級生となってからやはり忙しくなっている中で、教室にも大会にも都合がつけば参加してくれるのは嬉しい限り。将棋の実力はもちろん、ぶれない性格でいつも団体戦で頼りになる選手です。今回はキャプテンとして下級生2人を安心させながらの戦いぶり、どの立場でもチーム力を高めてくれるのに感服します。

Dち君・・下級生ながら将棋の実力は折り紙付き。しかも会うたびに強くなっていると思うくらいの成長ぶりです。この位置ならかなり勝ってくれると思いましたが予想どおりの大活躍をしてくれました。来年はMひろ君と一緒に上のクラス(Aクラス)に出られるかも、と期待しています。

Sご君・・外部の大会初参加ですが、7月の教室大会でもCクラス優勝の実力者。Dち君とは同じクラスで仲もよく、よく一緒にじゃれているのを見かけます。チーム紹介のところで書きましたが第1戦目に強いチームと対戦した時に唯一の勝利をあげるなど、最初から活躍してくれました。将棋体力の豊富さもあり、これからぐんぐん強くなりそうです。

 

日野平山小は7月の教室大会でS級優勝のYせい君が大将として、外部大会初参加のMき君、Kのり君を引っ張る形。初参加の2人が緊張しすぎることなく、楽しんで指せれば結果もついてくるはず、と思っていましたがYせい君、Mき君の2人が4戦全勝でチームも4連勝、予想をはるかに上回ってブロック1位になりました。嬉しいのはもちろんですが、正直驚きの方が大きかったです。

Yせい君・・小金井教室メンバーを見渡してもキャプテン力は大したもの。メンバーへの声がけも自然で、5月の教室交流戦に続いてチームを牽引してくれました。普段からMき君、Kのり君がどうやったら勝てるかを考え、当日も回りの選手が騒いだりしないようにして対局者の集中をそがないようにするのはやはり卓越したキャプテン力だと再確認しました。個人成績も4戦全勝、棋力を考えれば当然かもしれませんがこの立場ではなかなかできないことです。

Mき君・・外部大会も団体戦大会も初出場ですが、小金井での大会でも実力者と互角以上の成績を納め、後は当日にどれだけ実力が出せるかが鍵だと思っていました。ふたを開ければ見事に4戦全勝。会うたびに自分の将棋に自信を深めているのがよく分かります。これからもどんどん将棋の楽しさを体感していってほしいと思います。

Kのり君・・Kのり君も外部大会・団体戦初出場。ただ数ヶ月で見違えるくらいに対局姿勢がしっかりしてきて、やはり若い(小学生大会なのでみんな若いですが、中でも低学年の場合)と成長が早いのだなあと思いました。今回は大会用の戦法をYせい君に教えてもらっていましたが(それ自体も有力戦法)、これからはまたじっくりと戦法(作戦)を覚えながら将棋を指していけば、もっと面白いと感じる戦法(自分にあった戦法)が他にもみつかると思います。そうなったらまた飛躍的に実力があがり、将棋が楽しくなるはずです。

 

 

本当に嬉しい一日でした。暑い中がんばった選手のみんなも、お疲れ様でした。そしておめでとう!

 

高柳