そう言えば、私のブログはグルメブログだった。
おさかなドットコム
あちきは、粋に青汁割りでいってみたいんで
ありんす。
1月の末のこと。我が家に珍しい客がやってきた。
地方に比べ比較的温暖な気候の土地柄である下総の国。
とは言え、真冬の厳しい寒さはこたえる。
こんな季節、どうしても湯気の立つもの、赤黄色の物
体、そういった風体のものが恋しくなってくる。
我が家に来たのは後者、赤い生き物、そう「毛蟹くん」
である。しかも3兄弟。
蟹と言えば、サワガニしか食べたことない小金原一家
にとって、身のぎっしりつまった、しかも、水揚げし
て間もない日本海の蟹は、一生に一度食べられるかど
うかの代物である。
喰えるものなら喰ってみろ!!
中でも一番気の強そうな彼は、私に挑むように心の叫
びを放った。
ならばこうしてやる。
脚の部分には弾力があって、芳醇な甘さを醸し出す
お肉がたっぷり。成熟した女性のお腹周りとはちょっ
と違う。ハリがあるのだ。
濃厚な蟹ミソ。これがIQ 180のミソだ。
口の中一杯に、その存在感を誇示し、旨みという記憶
を脳裏に焼き付けられる。
もう結構、というまでミソを堪能するのが幼少よりの
大いなる夢であった私は、人生25年目(火星の周期)
にしてそれを達成することができた。ぎっしりという
陳腐な表現では申し訳ないが、他に言葉が思いつかな
い。
テーブルの上が蟹づくし、グルメの王道に支配された
世界が広がると、やはり欲しくなってくるのは、美味
しい「お水」である。
友人で飾り職人のK氏が、珍しい焼酎を差し入れに持
ってきてくれた。
黒光りするボトルが、取り囲む人々の垂涎を誘う。
下戸で自然派の私ですら、自然と喉が鳴ってくる。
この日の主役であった「毛蟹」。
実は、日頃からお世話になっている
おさかなドットコムの寿し正ボスさんのお店から
お取り寄せしたもの。
ブログのお付き合いも随分と長いことさせて頂いている。
陸の生き物として、また、日本有数の猫使いとし
て名を馳せた私だが、彼のお陰で、随分と魚介類のこ
とを学ばせてもらった。今では小金原一家のおさかな
君と呼ばれている。
忙しい中、目利きから、すぐ食べられるように下ごし
らえまでしていただき、さらにオマケで四種の魚の煮
付けまで同梱していただき、なんと有難かったことか。
この場を借りて大将にお礼を申し述べたく思う。
縁と心遣いに感謝、感謝・・・合掌。
※追記
この日参加したD介君。
昨年の入浴回数は、トータル28回だったそうだ。
それが卵年になって何を思ったか、1月だけで2回も
入浴を済ませていた。
今年の目標は、お風呂の回数一桁だったのに、一月に
2回も入浴していたら、計算上それは達成し得ないこ
ととなる。
私は、未来に危惧を抱いた。
おしまい
玄関開けたら2分で納豆足
キチンとチキンを
あちきも、甘いものは好きなんでありんすが、
なにせ、スッキッ歯なもんで、食べるのには
往生するんでありんすよ、ぐすん・・・
軽い重いは別とし、一年間に渡り積み重ねてきた嘘の
数々・・・
それらを一斉にばらす、1年に1度のビッグイベント、
それが「セント・バレタデー」。
関西が発祥と言われているが、実はルーツは茨城県で
ある。
バレタデーの詳しい起源は、以前ブログの記事として
書かせて頂いているので、ここでは割愛することにす
る。
ばらしてはいけない事実が明るみになることによって、
普段穏やかだった家庭、恋人同士の間でも、この日ば
かりは打って変わって喧騒状態であったことだろう。
夫に隠れて10円貯金をしていた妻。妻に隠れて夜な
夜な冷蔵庫の中の生肉を貪っていた夫。
彼女に隠れて冥土喫茶に出入りしていた彼氏。彼氏に
内緒で韓流にハマリ、チョー・ヨンピルのおっかけを
していた彼女等々・・・
飛び交う怒声、夫婦喧嘩の狭間で泣きやまない子供。
大五郎の空き瓶に貯めた小銭はリビングにばら撒か
れ、愛猫の毛は、これでもか、と言わんばかりに逆
立つ。
これぞ正に祭り・・・
だが、世間の喧騒をよそに、我が家では穏やかな時間
が流れていた。
私は、コタツの中に下半身をうずめ、ひたすら胡瓜を
かじっていた。
玄関のチャイムが鳴ったのはそんな時であった。
届いたお荷物は、バレタデーのチョコレートだった。
いつもお世話になっている
幸せは自分で創る☆キラキラスピリチュアル・ママ
☆川下かずよのスピリチュアル・スタイルの
川下かずよさんからだった。
私が、チョコレートを食べられるのは、年に一度、2
月14日のバレタデーだけである。
ご存知の通り、辛党党首としての顔を持つ私は、何も
ない普段の日は、ひたすら辛いものだけを食べる、つ
まり政務に忙殺され、甘いものを食べている暇がない
のだ。
だから、私は、世間では感情むき出しに祭りを楽しむ
人々とは違った1日を過ごすのである。
1年に一度だけ「甘いもの」を食べることを許される
貴重な一日を、美味しい水を飲みながら、ゆっくりと
楽しむのだ。
毎年、素敵なバレタデーを送ってくださるママさんに
この場を借り、感謝の意を述べたいと思います。
只管感謝、有難うございます。 合掌☆
ハッピーサマー彼岸花
かけまろけべ酢
あちきは、けっこうあんぱんは好きでありんすが、
白菜は大嫌いなんでありんすよ。
へぇ~、そいつぁ初耳だわねぇ、くるっぽぉッ!!
ついこの前、新年の挨拶をしたかと思ったら、早いも
ので、クリスマスまで400日を切ってしまいました
ね。
400と言えば、生まれた時、既に400歳を超えて
いた、インドの怪人タイチ君を思い出します。
インドと言えば、カレー・・・
カレーは辛い。と来れば、そう、もうすぐバレタデー
ですね。
しかし、今年のバレタデー、例年のものとは少々重み
が違うというのをご存知でしたか?
混乱する政局、ひょっとしたら、解散総選挙なんてこ
ともあるやも知れません。
となると、頭角を現してくるのが日本中の犬猫から圧
倒的な支持を得ている我が「辛党」の出番となるので
すよ。
辛党が政権与党となったら、スイーツという言葉は死
語となる可能性すらあります。
あんぱんの中身はカレーとなり、既存のカレーパンと
元祖か本家かで争いが起こり、喫茶店やファミレスな
どに行っても、テーブルの上に置いてあるのは、タバ
スコや唐辛子のみ、学校給食のすべてが激辛となって
キレる中学生と優等生の区別すらつかなくなるほど、
生徒達の目はギラギラとなり、部活をしていなくても
毎日額から汗を流すこととなります。
ピリ辛という言葉は甘いものを総称する言葉と変化し、
「砂糖に群がる蟻のよう・・・」という比喩表現は、
「ハバネロに群がるアリババのよう・・・」という表
現に言い換えられることでしょう。
しかし、甘いものが完全に消滅する訳ではありません。
白菜の甘味だけは変える事はできません。
要するに、白菜以外の甘味は淘汰される可能性がある
ということで、バレタデーに甘いチョコレートを贈る
ことが出来るのも今年が最後になるかも知れないので
す。
だから、今年のバレタデーは特別なのでありますよ。
おしまい
おまけの写真館
神田明神に初詣!
帰りがてら湯島聖堂に!
聖橋より我がオフィス方向を眺める!