終わりに見た街の感想。 | 身の丈にあった幸せとは♡

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身の丈にあった幸せとはなんでしょうねとそれを探しをしながら生きてます♡




『終わりに見た街』を観て

(。´・ω・)ん?
もう終わったはてなマーク
こんな感じのラストなのはてなマークはてなマーク

ちょっと急展開すぎて
ついていけなかった。

もう少し詳しく
教えてくれなきゃわかんないガーン

そして後から
じっくりと考えてみた。

すると線と線が繋がったような
スッキリ感がにっこり

なるほどね照れ

 


まず…大泉洋が
タイムスリップする前
地響きみたいなのがあって
コーヒーが揺れた☕️

これがもうラストのシーンに
そのまま繋がっているような気がする。

東京の街が朽ち果てて…
真っ黒焦げになって
死ぬ間際に水を求める人。
大泉洋は
片腕を失ってそのまま倒れ込む。
勝地涼さんは
地下シェルターに避難していて
外はミサイルやらで大変だけど
こんな時だから明るく
って思ってる。




つまりは現代において

万が一にでも戦争が起こったとき

戦争は過去のものだから今おこるわけがない

と考えてしまう人は野垂れ死。

用意周到にシェルターに

食糧とか持ち込んでいる人だけが生き残れる。


考え方次第で 

命運をわけた結末こそが

まさにこれからの時代に相応しい

作品なんじゃないのかな。

 

ミサイルや核を

手放さない国がある限り

『絶対』なんてないんだよってこと。



そして東京が焼け野原になったのは

東京大空襲と似ていて

歴史は繰り返されるということを

伝えたかったんだと解釈しました。  



そしてタイムスリップ自体は

大泉洋の記憶の中で

起きたことなのかなと。


家ごと家族ごと
昭和19年に行っちゃってるけど
未来を知っている大泉洋は
戦争は20年に終わることがわかっている。
つまりはその時代に順応なんかしなくても
1年だけ生き延びれば良いと。
戦争ドラマの脚本家として
資料を読み込んでるから
どこが空襲でやられてどこなら安全かも
いつ空襲が来るかも全部わかっている。
『こんな戦争』はすぐ終わるし敗けるし
自分には関係のないことって感じ。

だが
戦争を知らない子供達は
必死に働いて
お国のために全てを捧げようとする。
日本が敗けないように頑張ろうとする。

だからラストでは
家族はくたばってなかったってことはてなマークはてなマーク

きちんと
先のことを考えて行動できる者は死なないって
ことが言いたいのかな。


そしてタイムスリップ中に
過去を変えたら歴史が変わるので
自分が産まれなくなることもわかってるから
最初は何もしないんだけど
最後には東京大空襲から人々を逃れさせようと
動き出す。

案の定、未来は変わって
歴史の記録にはない空襲にやられるところで
現代へと記憶が戻ってくる。

現代の世界は
ミサイルで街が崩壊してることから
202x年には東京にミサイルが打ち込んでくるかも
…的な終わり方。





日本もトマホークを導入予定。







 


もしかしたらだけど

昔の日本が体験した戦争時代よりも

恐ろしいことが起こっても不思議ではないのかも。


ミサイルだけでなく

核の性能だって上がってるはずだもんね。


生き延びる術だって

自分達で穴を掘ってだけの防空壕から

頑丈なシェルターになってるんだから

被害が大きくたって必ずしも

『死』なわけではないのかもしれない。

けれどシェルターに逃げ込める人数って

限られてると思う。




でも複雑だなぁ…

そうまでして生き残りたいか

って問われば謎だもん。

食糧だっていつかは尽きて

街の復興だって大変。


やっぱり生と死が隣り合わせだった時代を

経験してない私達には

わかる術もないような気もする。

想像力に欠けるから。



この作品には過酷さや残酷さは

ほとんどなかったけれども

戦争末期と言えばもう食べるものがなくて

飢えで肋骨がくっきり見えるくらいにガリガリ。

ギリギリの栄養状態なはずなんだよね。


それってもう…

生きていても『地獄』に値する。


作中で

ミサイルにやられて

そこまで苦しまずに済んだ大泉さん。

生き残って

これからの未来を背負う勝地さん。

…いったいどっちが幸せなのはてなマークはてなマーク

ってことを

ついつい考えちゃう。


生きることが全て

って頑張っていた当時の人達だって

戦争が終われば

戦犯者で裁かれたわけだし。


生きるその先に

不幸や悲しみが待ってるとしたなら

生きることを諦めちゃう人が多いのも

なんだか納得だし。


かと言っても

未来は誰にもわかんないんだけどね。