旅は臨機応変。

何はともあれ「縛られない」ことが一番である。



午後3時、

猿払村を吹く風はそよ風から暴風に変わった。

天気予報はマメにチェックしていたので、ワタクシ達は暴風になる前に陸に上がっている。

ましてや車へのカヌーの積み込みがある為、早めの判断が功を奏した。

積み終えた後、とんでもない浜風が吹き荒れる。

天気予報を見る限り、明日の道北には全域にそれなりの傘マークがついている。

更には強風予報も。

ならば少しでも降らないほう、吹かないほうへ逃げたい。

そう判断して、猿払村から浜頓別方向へ走る。






浜頓別、

下頓別、

中頓別、

そして小頓別。

一山越えて、道北の内陸部へ逃げる。






小頓別に在る「丹波屋」。

素晴らしい文化遺産である。

詳しくは、ネットでググってちょんまげ♪






そして音威子府村へ抜けてきた。






当初は道の駅音威子府で車中泊をし、翌朝から中川町辺りで天塩川のイトウを狙うのもアリだと考えていた。

が、

川の釣りは上流よりも下流のほうが濁りやすい。

雨が降るということは、支流の影響を受けやすいのが下流なのは必然。

ということで、少しでも上へ…と考え、音威子府村はパス。

近くに天塩川温泉が在って良いのだけれど、あの真っ黒いゴン太な音威子府そばが無い今はそれほどの魅力を感じないのである。

失礼ながら、ワタクシの中での音威子府村とは、音威子府そば有ってこそなのである。



夕暮れの天塩川を渡る。






せっかく道北エリアまで来たのだから、良い温泉に浸かりたい。

だからの美深町は「びふか温泉」。

あのキャビアの素となるチョウザメがウリの美深町だ。






入浴料は500円。

サウナもあって、価値あるナイスプライス♪










良いお湯でした、びふか温泉。






ということで、今夜はここを寝城としたい。

道の駅アイランドびふか。

ちなみに駐車場は、巨大キャンピングカー専門店の様相。

それだけキャンピングカー(車中泊)利用者が多い。

これは道の駅猿払も同じ。

世の中にこれほどキャンピングカーを保有する人が多いとは…ちょっと驚かされる。

あと、「わ」や「れ」といった札幌ナンバーのレンタカーキャンピングカーも多い。






昨日までは独りの夜だったが、今野は友が居る。

これは心の潤滑油だ。






食パンにプロセスチーズを載せて両面焼き。

オリーブオイルとガーリックソルトで味付け。






カニカマの一本焼き。

(↑ただ焼いただけねw)






かっぱえびせんの熱々にガーリックソルトを振る。






解凍済みの冷凍食品のハンバーグ。

焼く時はシェラカップを被せるので、蒸し焼き♪♪♪

これは火の回りも早く、かなりのアイデア。

流石はマッキー。






お次は冷凍食品のドリア。

まだ寒い北国の車中泊で温かいものが食べれるのは幸せ♪






そして今回、ソロ釣り旅をしている札幌のキャンプ師匠にLINE電話を入れ、1時間ほど3人で次回の旅の打ち合わせ。

次は60cmオーバーのニジマスを釣る話で盛り上がる。

それもオッサン達には媚薬の様に心地良く眠気を誘うのだった。

間もなく熟睡。