帰路への道、
まだ明るかったこともあり、高速に乗るのは止めておいた。
というか、高速に乗るのなら、帯広から釧路までの区間にしようと思った。
何故か?
浦幌町から釧路市までの区間が、やたらと鹿が多いからである。
夜間の車と鹿との衝突事故。
これはリアルに、
防ぎ切れるものではない。
何故なら奴らは路肩の藪の中から凄いスピードで道路を横切ってくるからである。
だからといって、道東道が安全なわけでもない。
何故なら、奴らは道東道にも入ってくるからである。
一度だけ道東道に動物の侵入があったとかで通行止めになり、それの解除を待って道東道に乗ったことが有るが…
白糠町辺りの某トンネルの出口の路面が血で真っ赤だったことを見たことがある。
まあアレだな、
トンネルの出口に飛び出してきたら、車は避けきれないわな。
なので高速道路であっても道東道はサファリパーク並み。
前の車とは車間距離を取り、
いつでも自分の技量で止まれるスピードで走る。
それをワタクシは常日頃から肝に銘じている。
で、
帰りは狩勝峠を走ってきたわけだ↓
国道は混むので清水町御影から十勝川を渡り、音更町へ畑の中の道を一直線。
このルートが安心安全。
そして今回の旅の締め括りは、音更町に在るワタクシの好きなラーメン屋「さぼりや」に寄ることにした。
元ガソリンスタンド。
今はラーメン屋。
午後7時の入店だったのでラスト1時間。
1日限定10食の「こってり塩」は昼時で無くなっている為、「こってり醤油」を注文。
チャーシュートッピングもして、〆て800円。
今どきチャーシュー麺が800円で食べられる店が在る音更町。
凄くないかい?
海老シリーズも気になるが、やはりこの店の
「こってり塩」
が余りにも美味過ぎてなかなか浮気する気にはならない。
それでの「こってり醤油」チャーシューである。
とにかくスープを飲めば分かる。
こってり醤油のスープで確信したこと。
この店はシャバイ家系だ。
いわゆるスープのシャバシャバした家系ラーメン。
テイスト的には山岡家にも近いといえる。
ワタクシの出した答えがコレ↓だ。
スープまで完食出来る美味しさ。
残念ながら釧路にはこういう店が無いのだ。
ましてや釧路ラーメンが好きではないワタクシ。
家系は良いね。
ついつい白米が欲しくなるコク深さ。
これは美食溢れる音更町ならではの選択肢だろうな。
どこへ入っても外さないフードバレー・十勝ならではのレベルの高さだと思う。
帯広音更インターから高速に乗り、釧路阿寒インターで降りて帰宅。
21:00を過ぎましたが、荷物を下ろしてやっとこさ我が家の風呂とベッドを満喫しました。
やはり「家」は良い。
そして、
働いているからこそ【お金の有り難み】を強く思う。
その対価となるのが「休日の過ごし方」だ。
コレがやっつけの過ごし方になると、【お金の有り難み】も下がるというもの。
自分の価値を下げない為にも、休日は不満足にならない過ごし方をこれからもしていきたいものだと思う。
次はマッキーと現地合流する道北のイトウ釣り。
そして3人で会うのは道北のヒグマを避けながらのニジマス釣り。
それまでの約1ヶ月弱、
またとことん働きたいと思う。
そんなニンジンを自分の鼻先にぶら下げた、
ワタクシは馬である(笑)