お世辞にも部屋は広いとは言えない。
そこら辺のビジネスホテルのシングルルーム並みの狭さ。
そこに無理矢理シングルベッドを2台突っ込んだ感じ。
前夜泊まった「虎杖浜温泉湯元ほくよう」の部屋の半分くらいしか無い。
ソロの旅人がシングルユースで利用するなら問題は無いだろうけど、夫婦2人で使うには激狭!!
何せ荷物(バッグやヘルメット)を置けるローチェストやクローゼットすら一切無いのだから、お粗末にも程がある。
ツインルームという前提で見れば、部屋は最悪ですな。
トイレと洗面台は別。
風呂は大浴場を使う前提で考えれは、コレはコレでアリ。
ただ大浴場は夜0:00までと、朝は5:00〜8:00までしか使えないので、多様性には対応不可。
夜中にエッチをしたカップルがシャワーを浴びたい…と思っても、それは無理なのさ。
ともあれ我が家は15:00にチェックインしたので、酔いを覚ましてから大浴場へ。
道の駅新冠レコード館同様、レコードに関するノウハウが沢山展示されている館内。
新冠温泉はPH8.87。
限りなくアルカリ性の無味無臭で無色透明。
露天風呂もこの悪天候の割には熱めで、なかなか♪
風呂上がりの売店は昆布がメイン。
コミック本の保有数が半端無いので、マンガ好きには堪らない宿。
風呂上がりのチョコレートソフト。
味は良いが、かなり緩め。
すぐ溶けてくるので要注意。
河岸を変えて、
また無料のスパークリングワインを飲みに行く。
ワタクシハネコラブサンノツモリ(笑)
午後7:30から晩ごはん。
ちなみに晩ごはんは午後6:00、6:45、7:00の3段階から選ぶ。
イカと生ウニを和えるパターンはよく見掛けるが、これは茹でダコと蒸しウニを和えたもの。
やはりイカと和えたほうが正解。
刺し身は、
マグロ 冷凍モノ
ホッキ まあまあ
ボタン海老 美味い
豚バラ肉とキャベツの蒸し焼き 肉の脂身が甘くて美味い。つけダレはジンギスカンのタレ。オリジナリティは無し。
ホタテや海老、白身魚の揚げ出し 味は限りなく薄め
サクラマスの包み焼き
サクラマスに下味は無し。塩昆布との蒸し焼きだが、塩昆布と一緒に食べる部分は美味しい。それ以外は味がしない。ただ、包み紙の底の溶けたバターが染みた玉ねぎは美味しかった
ウドとアスパラの天ぷら 太いところは硬くて筋が酷くて食べれない
ホタテの炊き込みご飯
残念ながら、味が薄くて我が家ではブーイング。限りなく味は薄い。これは高血圧のお年寄り向けか?
デザートのフルーツゼリーとパウンドケーキに生クリーム これが一番美味しかった
多分、
北海道民や東北人のお客は当て込んでいないのかもしれない。
それほど薄い味付け。
失礼を承知で言うならば、薄い味付けを好む高齢者向けの減塩コース料理とでも言おうか。
ホテルのサービスと温泉施設に関しては、個人的な観点で見ればサイコー♪レベルかと。
しかし、部屋の狭さと食事の「記憶に残らない味の薄さ」にはガッカリ。
だからトータルで見れば、日帰り入浴で使う人にはサイコー♪の温泉施設だと思う。
しかし、泊まる前提ならば、我が家が夫婦で2人してここを利用することはもう無いと断言したい。
ここまで来て冷凍マグロを食べるくらいなら、ホッキをもう1個足すか、ホタテを添えるかのほうが良いと思う。
昆布がウリの新冠町という前提なら、
昆布を器にした蒸し焼きとか、
昆布がメインの鍋とか、
昆布のニシン巻きとか、
昆布の煮物とか、
もう少し「昆布の産地」らしいメニューにすべきではないだろうか。
まあ、我が家の口には合わなかっただけです。