帰りは八戸港から苫小牧西港までシルバーフェリー。

予約したのは一番安い2等。

2等に寝るなんていつ振りだろう。

車の長さ5m未満でドライバー1名込み28000円。

これが新日本海フェリーなら秋田港〜苫小牧港で22000円。

片道6000円の差額は大きいです。

しかし今回は八戸最後の旅なので、ラストエンディングはどうしても八戸にしたかったワタクシ。

友も見送りに来てくれて、こんなに嬉しいことはありません。










風呂上がりのビール。

ネットは船内Wi-Fi利用が無料。

ただ、雑魚寝の2等だとスマホの充電が出来ないのです。

その為、モバイルバッテリーは必携。






晩ごはんは八戸市「洋食の店チャペル」で食べたので満足。

今のシルバーフェリーって、レストランが無いんですね。

何だか淋しいなぁ~。

こんな自販機で「旅」を感じる?

ワタクシにはムーリー。






カップ麺?

NONONONO






パン?

NONONONO






冷食?

NONONONO






長万部町「かなや」の蟹飯はソソるかな…。






六ケ所村沖辺りまではスマホも使えましたが、これ以降は陸とかなり離れてしまうため、もはやスマホの電源は落としたほうが無難。

八戸港22:00出発

苫小牧西港6:00着岸

所要時間は8時間。






夜の入浴は22:00〜23:00まで。

朝は4:30〜5:30まで。

それ以外の時間は風呂場の入口が施錠されます。






午前5:00頃から白老町辺りの陸が見えてきます。






ゲームコーナー。






ゲームコーナーの窓が一番綺麗で、いよいよ苫小牧の樽前山が見えてきます。

この山が見えたら「帰ってきたな…」という気がしますね。

昔は出張の時に乗った下りのフェリーが、

今のワタクシには帰宅のためのフェリー。

不思議と逆転してしまいました。






着岸してから車に乗車。

これから向かう釧路の今日の最高気温は12度。

寒過ぎる…。






後はひたすら太平洋岸を走り、天馬街道へと上ります。






浦河町の「優駿ビレッジ」辺りは五分咲き。

北海道はこれからです。






そして天馬街道入口に在るコンビニ「セラーズ」で朝ごはん。






今朝の気分は天丼。

これは530円。

なかなかフリットな衣と揚げ方で、個人的には美味しいと思いました。






日高幌別川。

水はクリア。






以降、天馬街道まではあちこちで桜が見れます。






オロマップ展望台で一服。






ここからはオバケが見えるそうです。






オバケ桜…

なかなか大きそうです。






そして周辺はタラの芽フィーバー。

やはり気分は朝から天ぷらですねぇ~(笑)






最後は大樹町から浦幌町へ。

ここの景色がワタクシには「やっと帰ってきた」感。

水平線の向こう側に釧路が見えます。






今回の走行距離、

23日間で3702km。

自分が執着していた過去との決別の旅でした。

サラバ本州、

サラバ八戸、

サラバ秋田よ。