おはようございます。

目覚めの八戸港。

起きたら海…良いですねぇ~♪






本日の朝ごはんは昔を懐かしみ、これからある場所へと走ります。

ま、ここから車で10分も掛かりませんが、オープンが5:00なので既に結構なお客さんが行っていると思われます。

オカズが無くなるとそれでお仕舞の為、ダッシュで向かいます。






昼も夜も燃えているENEOS。

夜コレを見ると、巨大なランプに見えてきますよ(笑)






やって来たのは八戸市陸奥湊。

昔はこんなコインパーキングなんて無かったのです。

便利な世の中になりました。

1時間100円なので、朝ごはんを食べるだけならば駐車代は100円で済みます。






新しく建て替えられた八戸魚菜市場。

ワタクシが毎朝のように通っていた頃は古くて臭かった(笑)

それが今では臭いもしない、見た目以上に綺麗なもんです。






イサバのかっちゃ。

すなわち、朝市で働くカーサン。

まさかねぇ、イサバのカッチャが観光客誘致に一役買う日が来るとは…(笑)






市場は3:00からですが、食事の方は5:00からとGoogleマップには書かれています。

ホントかどうかは知らんけど。






ちなみにワタクシが利用していた40年前、

この魚菜市場には地下があり、地下へ降りていく階段の下にご飯が食べられる店が在りました。

地下なので、ワタクシ達サーファーは当時この店のことを「B1」(←地下1階という意味)と呼んでいました。

ごはんと味噌汁と塩ジャケで300円くらいの時代。

貧乏なアルバイト学生には有り難いお店だったのです。

それに当時のワタクシは水商売のバイトをしていた為、バイトを3:00にあがったらそのままここへ来て朝ごはんを食べ、その足で八戸市金浜でサーフィンをしてから大学へ通っていました。

寝なくても何とかなった若さゆえの行為です。






ごはんと味噌汁はこの店で買います。

ごはん 200円

味噌汁 100円






オカズは各店を回って、食べたい物をその都度買うシステム。

そしてここ↓で食べます。






店の数は昔ほどではないにせよ、20軒以上は優に在ります。






ワタクシが選んだのは…

ヒラメ刺し身 300円

マグロ赤身刺身 250円

イカ刺し身 200円

筋子 250円

以上、1300円也。

こんなに食べてこの金額で済むことを考えたら、飲食店よりもずっと安い♪






下手な市場で「勝手丼」とか「おまかせ丼」を頼むよりも遥かに安くて、遥かにボリューム満点。






筋子が三口分、250円で買えるのも嬉しい♪






100円の味噌汁は、豆腐とメカブと青じその葉。

これが八戸の味です。

やはりメカブと青じその葉はセットですなぁ~♪






魚菜市場の真正面が陸奥湊駅。

なので、本八戸駅周辺のビジネスホテルに泊まり、電車に乗ってここへ来るのもアリ。

駅は本八戸→小中野→陸奥湊なのでスグです。






この新しくなった八戸魚菜市場以外の建物は当時のまんま。

でも、シャッターを閉めたまんまの店も少なくはありません。






かつて陸奥湊で圧倒的な飲食客を誘引していた「大洋食堂」。

当時はこの店のヒラメ丼が観光客に人気でした。

確か旅館も経営していた筈。






八戸で一番の歴史があった食のデパート「喜代志」。

居酒屋でありながら、寿司も洋食も食べられた店。

今は違う居酒屋が入居しています。

その右隣は、青森銀行陸奥湊支店の廃墟。






新井田川に架かる柳町橋のたもとには柳屋コロッケ。

もう閉業したらしいですが、当時は1個30円くらいだったと記憶。

天ぷらも含む揚げ物専門店です。










一番下の橋が湊橋。

そのたもとに銘酒「男山」や「八仙」で名の知れた八戸酒造が在ります。






橋の向こうに見えるのは八戸セメントのプラント。

昔から、夜になると沢山のライトが点滅してとても綺麗なのです。






陸奥湊に健在なのはみちのく銀行のみ。

そういえば青森銀行とみちのく銀行って合併したんだっけ?

八戸信用金庫もかなり昔にどこかと合併して、青い森信用金庫になったんだっけ。






ちなみに当時、この道路の両側には色んなものを路上で売るカアサン達が居ました。

それは花だったり、

南部煎餅だったり、

漬物だったり、

豆シトギだったり。

アレはアレで八戸の風物詩だったと思いますねぇ~。






ワタクシの妹分・チエちゃんの実家が経営していた「東京店」。

60過ぎの八戸人なら誰でも知っている、昔から在るおもちゃ屋。






陸奥湊はまだまだ元気がありますね。

イサバこそ、「八戸の顔」という気がします。