牛バラ焼き定食で名の知れた「上高地」が在る焼山温泉。

ここには焼山スキー場があり、当時ワタクシはよくここへ仲間と滑りに来ていた。

時代は映画「私をスキーに連れてって」の大ヒットもあり、どこのスキー場も大賑わい。

それは多分に漏れず、焼山スキー場も同じ。



そして八戸市民にとって有り難いことに、ここには八戸市民保養所「洗心荘」が在ったのである。

過去形なのは、この3月末で閉鎖となってしまった為。

八戸のローカル新聞「デイリー東北」でその報を知り、あの頃しょっちゅう泊まりに来ていたワタクシにすれば、これは本当に残念な知らせであった。

だからその姿を最後に目に納めておきたいな…と。






八戸市民だから安く泊まれる。

それがとても有り難かったんだよ。






当時、1泊2食付で5800円くらいだったかな。

安比高原スキー場の民宿に泊まるよりも遥かに安く、大浴場で、食事もなかなかのもの。

八戸市に納めていた税金は、こんな感じで還付して貰っていたワタクシ(笑)

それに綺麗な施設だったしね。

今から40年近く前の話。






人が歳老いて白髪になり、

ハゲになり、

骨と皮になって朽ちていくのと同じ様に、

建物も同じなんだな…と。

形あるものはいつか皆壊れる。

そういう事を認めたくなかったワタクシも、今となってはもう認めざるを得ないのである。






社会人になってから、仙台から良く通った奥入瀬川法量の流れ。

いつだったか、ここで30〜40cmのニジマスが入れ食いになり、7.5mのヤマメ竿がまん丸な弧を描いた事もあった。

当時、一緒に宮城から釣りにやって来た友は、未だに子育てで忙しいらしい。

未だに子作りしているその若さに、お主のエキスを分けて貰いたいくらいだ(笑)






ワタクシの当時の勤務先(東京都)の社長が46cmのイワナを釣った合流点。

青森にもそんなサイズが居ることに驚愕。

あれはワタクシが42歳の年。






道の駅奥入瀬ロマンパーク。






ここは桜が満開。

これほどの見応えがこの道の駅に有ったとは…知らなかった。

いつも売店の無料で飲み放題のリンゴ酢の事ばかり気にしていたもんで(笑)










道の駅で見つけたKNK上北農産加工の新製品。

道の駅で540円ということは、スーパーでの売値は恐らく380円くらいだろう。






発売50周年記念ということは…もしかして限定生産か?

これは…もしスーパーで売っていたら買おう。






ここにも売っていたアイヌネギ。

それも…かなり安い♪

この量で200円なら、採りに行くよりも買ったほうが良いわ(笑)






八戸酒造「八仙」のピンドン。

これは買い!!だろ、買い(笑)

今だけの限定。






その足で十和田市内に入る。

街のメインストリートに(失礼ながら)変な広場とモニュメントが出来ていた。

これ、市の財政で作らなければいけないモノかい?

咄嗟にそう思う。






それにしても、かつてのメインストリートがシャッター通り。

十和田市で「東一番丁」と言ったら知らない者は居ないほどのメインストリート。

昔は十和田の暴走族「ルート4」がブイブイいっていた場所。

それがこんなにも退化しているとは…。

40年前と比較したら、雲泥の差。

40年間、市政は一体何をやってきたんだろう。



十和田市に来たら必ず寄る激安スーパー「ヤマヨ」。

ワタクシの青森土産はここで買う。






生物ではなく、工業製品ね。






今回の買い物はこちら。






せんべいの耳。

八戸のサーファーは、海から上がったらこれをパリポリ食べながら海を眺めるのだ(笑)

昔は1袋100円。

今は250円。

こったら捨てるところを値上げしやがって…。






南部煎餅の値上げも顕著。

腹に入れば同じなのだから、ワタクシは「壊れ」を買う。

値段は半額で済むもの。






リンゴジュースは昔、瓶入りが殆ど。

旅の途中、車の中で割らないとも限らないので、ワタクシは紙パックの方を選ぶ。

他では有り得ない365円という破格値。






KNK上北農産加工の「源たれ」。

ノーマルよりもゴールドのほうが美味いのは確か。

なもんで、今回もゴールドを購入。

道の駅で売っていたプレミアムは予測通り380円で買えた。

まあ、道の駅で工業製品の買い物はしちゃ駄目よ。

そういうのはスーパーで買えっていうハ・ナ・シ。






これは話のネタに…

レトルトカレー。

リンゴとニンニクは、津軽と南部…という組み合わせだね♪






十和田工業高校のところの桜並木。

それはもう凄い♪♪♪

圧巻とはこういうことを云うのだろう。










街は退化し、

自然は逞しい。