一晩中、シトシト雨降り。

そして午前7時過ぎから雨足が早くなる。

いやいや、

こりゃ明日の八甲田山大岳の登山は大丈夫か?

なだれ注意報とか出そうで怖いなぁ~。



日中のラジオはRAB青森放送。

やはりFMラジオよりもローカル情報が多いので、車で走る時は基本AMラジオが定番のワタクシ。

どっかの誰かの歌を聴く…なんてことはしない。

ともあれ顔を洗って一服したら、朝ごはんを食べに走ります。






青森市へ来たら長尾の中華そば。

中華そばとは言うけれど、煮干しの強烈なスープの朝ラーを食べに行く。

(勿論、強烈じゃないおとなしめのメニューもあります)

ちなみに店は7:00オープン。

食べたいラーメンが朝から開いているなんて、青森市民は恵まれてるわ♪






店の前にはほんの数台しか停められませんが、店の後ろには大駐車場があります。

そちらなら50台くらいは停められるかと。






メニューは色々有りますが、ワタクシは子供の頃から煮干しの家に育ったので(←鰹や昆布ではない)、青森に来た時は強烈なメニューを選びます。

間違っても北海道では食べれないので。






というわけでの…ごくにぼ950円。

追加で筋子まま(←ままとはご飯のこと)300円。

海苔は筋子ままに付いてくる。






白濁した煮干し出汁のスープ。

かなり強烈。

ただ、ここの店はキチンと味を整えているので、美味しいんです。

スープとタレと調味のバランスが取れていない店は、幾ら煮干し出汁を売っていてもマズい。

青森にはそんな店が結構在ります。

名店とか老舗とか云われる店でも、バランスのオカシイ店はゴロゴロしているので、

「長尾の中華そば」と「麺屋ゼットン」、港町にある「一弥」はワタクシのオススメです。






麺は太麺。

(秋田のクソラーメン屋みたいな)うどんみたいな食感ではありません。

キチンと張りのある美味しい極太麺です。

そしてスープは白濁した、もうこれ以上は無い!!と言えるほど強烈な煮干しスープ。

まあ、合う合わないは有ると思いますが、ワタクシは全肯定派。

うちの奥さんは一口で駄目でしたね(笑)

(↑それは秋田県大館市の「煮干し中華あさり」で)






そして、青森市だけに…筋子まま。

ラーメン屋に筋子の載った白飯がメニューに有るって凄くない???

もうもうもう、

ワタクシは朝から幸せです♪♪♪






それも良い筋子。

三口で無くなりましたが(笑)、300円のサイドメニューと考えたらコレはアリよ♪

残りの白米は海苔に醤油を着けて、白米を巻いて戴きました。






ワタクシは魚粉の事を「バカの粉」と言います。

長尾の中華そばの丼が空になると、ご覧の通り丼の底はまあまあ綺麗なのです。

いわゆる「バカの粉」はほぼ使っていないかと。






しかし美味しくない店は、スープを飲み干した後の丼の底に、ジャリジャリした「バカの粉」が残っているのです。

大した煮干し出汁も取れない店が、そこを補う為に「バカの粉」に頼る。

でも…

そういう店はスープを飲み干した後で分かっちまうのです。

それが長尾の中華そばの正義。

別にオベンチャラではないのです。

我々のように30年以上前から青森や弘前で強烈な煮干し中華を食べてきた人間にとって、やはり老舗は潰れたり廃業したりしないのです。



青森は朝ラー。

忘れずに覚えておいて下さい。

朝ラーの店は大概7:00オープンです。






さあ、

ワタクシの青森旅は佳境に入ってきました。

これから更にゴリゴリのゴリゴリでいきます。