福島県の会津若松市から山形県米沢市を目指す。
道中、喜多方ラーメンで有名な喜多方市を通るが、今回はパス。
喜多方ラーメンよりも食べたいものが山形県米沢市には有るのだ。
昨年の大雨で道路が崩落した大峠。
いわゆる国道121号線である。
この道路が通れなくなると、会津若松と米沢を繋ぐ道路は無くなり、会津若松から米沢に行くには
会津若松市→郡山市→福島市→栗子峠→米沢市
という、かなりの遠回りをすることになる。
現時点で道路は通れるが、その傷跡は痛ましいまま。
近年の集中豪雨はこういう事を招くので、雨だからといって気を抜くことはもう出来なくなったように思う。
やって来たのは米沢市金池にある米沢牛の専門店「登起波分店 登」だ。
あの高級牛肉・米沢牛をランチタイムだけリーズナブルに食べられるお店。
サラリーマン時代からよく通っていた、自分への起爆剤的なお店だ。
ランチメニューはとてもお手軽。
これは他の店ではなかなか成し得ないお値段。
そんなワタクシはいつもの牛丼。
ちなみに当時は980円でした。
でも…
1320円でも十分お得な内容だと思います。
間もなくして着丼。
名店・登起波の名を配した丼。
肉は結構なボリューム。
味は濃すぎず、肉の味を感じさせてくれる程良さ。
味噌汁とサラダ。
サラダには味噌ドレッシングが使われていると思われる。
オレンジの強い生卵。
ちなみにこの卵は、頼めば温玉にもしてくれる。
形の良い肉では決して無い。
しかしこの肉のボリュームは、米沢市ではかなりの穴場である。
市内の色んな専門店で牛丼を食べてきたワタクシだけれども、「登起波分店 登」で980円だった時代、
他のお店は限りなく1500円以上だった。
多分、今ならば2000円を超えているかもしれない。
それを考えればこの店の存在の有り難いことよ…。
是非皆さんにも利用して頂きたいと思っている。