今回の旅の目的の1つ(←あくまでもオマケ程度ね)に、mont-bell各店舗の御当地限定Tシャツを買うことがあります。

ちなみにワタクシが知る限り、東北で最も古くから御当地Tシャツを販売していたのはこちら、

山形県酒田市に在るお店。






ちなみにこの店舗はmont-bellの直営店でもなく、

FC店舗でもなく、

あくまでも酒田市に古くから在る老舗スポーツ店「とがしスポーツ」というお店なのです。

こういう立ち位置のmont-bellショップって、国内でもかなり珍しいかと思います。

そこがどこよりも先んじて、鳥海山のTシャツやステッカーを作って販売してました。

(勿論、今も)

カラーは定番色のネイビーと今年限定のアイボリーという2色展開。

これらは自分の分だけでなく、札幌の友らへのお土産としても購入しました。






そしてワタクシはお店の方にお願いして、ある方に電話連絡をして貰うのです。

まあダメ元でしたけど、偶然にも会えることになりました。

待ち合わせはmont-bellの近くのコメダ珈琲。






何と、アコさん(←社長の娘さん)も旦那さんも一緒に来てくれて、もう感謝感激雨あられ♪♪♪

あの頃、小学生だった息子さんも今じゃ高校3年生。

月日の経つのはあっという間です。

10年振りに懐かしの3人に会えました~(泣)

(北海道土産を多めに買ってきて良かった♪)



そんな再会を喜んでいる時にコレ↓が来ました。

先日の岩手地震といい、今回の福島県といい、

もう東北が立て続けですやん。

酒田市も揺れましたよ。










みんなであの頃を懐かしみながらお別れし、ワタクシは一路新潟県を目指します。



ココ↓はサクラマス釣りの取材でよく通った赤川。

山形県のサクラマス釣りの歴史はこの赤川から始まりました。

漁協も素晴らしい見識者ばかりで、よくもまあ釣り人の背中を押してくれる人ばかりでした。

それだけ山形県のアングラーの人柄やマナーが良かったんだと思います。






湯野浜温泉も通り抜けます。

道路はアスファルトの上に砂溜まり。

こりゃ怖い、怖い…。






日本一のクラゲ水族館「加茂水族館」を過ぎると油戸地区。

ここら辺は昔から海に落ちた磯釣り師が多いので、かなり前から出る…と云われております。

ええ、本当に…。






そして由良白山島。

ここは居ます。

確実に居ます。






ワタクシが磯釣りを初めてクロダイを釣ったのがこの白山島。

そこに至るまで、何と1年半もの歳月が掛りました。

その時のクロダイは36cmと大型ではないものの、手が震え、涙が溢れて止まりませんでした。

そんな良い思い出があるにも関わらず、

北側を向いて釣りをしていると、自分の視界にギリギリ入る左後ろの崖の上から白い何かが海に飛び込むのです。

音はしません。

声もしません。

でも、その白い何かは何度も何度も海に飛び込むのです。

ビビリのワタクシは、もう二度とアソコへは行けません。

まあ、自◯で有名なところですからね。



由良漁港の沖合にポツンとある小島・暮泉。

ここにも何度か渡船しましたが、ワタクシは一度も大物は釣ったことはありません。

しかし!!!!

真鯛のメータークラスやヒラメのメータークラスが泳ぐ姿は何度も見ています。

ホント、居るんだわ。

それも目の前の海がまるで川のようにゴーゴーと潮が走る時に、そういう光景に出くわしますね。

その時の魚は殆ど表層を泳いでいます。

やはり潮が動かないと魚は釣れない…ナルホドです。






高台から見下ろす由良漁港と白山島。

夏以降はキスとアオリイカが面白いほど釣れます♪♪♪






山形県の庄内地区だけに、

やはり湯殿山なんですねぇ~。






ここは堅苔沢漁港の上。

この灯台の真裏には、昭和時代にTVCMをバンバン流していた「ホテル雷屋」が在りました。

長年廃墟のまま放置されていましたが、7年振りに来てみたら完全に撤去されておりました。

良かった、良かった…。






堅苔沢漁港の渡船屋といえば今野さんの勝丸。

ワタクシも磯釣り師時代は仙台からここまで毎週のように通っていました。

この四ツ島↓に乗るために。

灯台

ウマカジリ

中の島

大島

大島ハナレ

一番乗りたいのはウマカジリですが、一度だけ足元に置いたコマセバッカンを波で流されたことがあります。

あの時は自分が足をさらわれなくて良かった…。

なので、ここは余程のツワモノでなければ無理なポイントなのです。

(ちなみに70000円もする、がまかつのタモを流された人も居ました)



そういえば一度だけ灯台の船着場で、岸に向かって流れる潮に仕掛けを同調させていたところ、全く止められない大物がヒットしたことがあります。

恐らくあれは80cm超えの真鯛だったろうと思います。

レバーブレーキですらその走りを止められず、リールのライン(3号150m)が全部出されてしまったので、その日の釣りはそこでお仕舞いになりました(笑)



色んな思い出があります。

キラキラしていた楽しいことは忘れられないんですな。






勝丸の今野さんが帰ってきました↓






楽しいことは忘れない。

頑張ったことも忘れない。

苦しんだことも忘れない。

でも、

楽したことは記憶に残らない。

泡銭とか。

人ってそんなもんじゃないですか?



鼠ヶ関を過ぎ、新潟県に入りました。

ここは山北町かな?






日本海に粟島が浮かんでいます。

クロダイも、

真鯛も、

グレも、

磯釣り師にとっては楽園の島なのです。